テープのりであれスティックのりであれ、のり付けをするときには下に何か敷かないとベタついてしまう。不要な紙を敷いたり読み終わった新聞を敷いたりしているが、急ぐときに限って見つからないということもままある。
糊付け専用の下敷き
カッターナイフを使うときには専用のマットを使うように、糊付けするときにも専用のマットがあった方が便利だ。そう思っていたところ見つけたのが、「糊の下敷き」という商品。そのものズバリの商品名だ。
この商品はひとつが15cm幅になっており、いくつも繋げて使うことができる。小さい封筒ならひとつで、大判の封筒でも2つ繋げれば十分だろう。
表面は長くて柔らかい突起が敷き詰められているが、ひとつひとつは柔らかいものの、たくさん集まっているので糊付けをする場合にはしっかりと塗ることができる。
実際にスティック糊を使ってみたところ、突起部分が糊の表面を削ってしまい、思った以上に糊が取られてしまった。これは想定外だ。
しかし、商品説明を良く読んでみると、「水性糊に対応」と書いてあった。スティック糊ではやはり削られてしまうのだろう。それでも全く使えないわけではなく、ギリギリの部分を塗ってみて、やむなくはみ出す部分を突起物で受け止めるという使い方なら大丈夫そうだ。
下敷きに付いた糊は、削れた塊がさすがにベタベタしていた。しかし、表面の突起に着いた部分はすぐに乾き、次の封筒を置いてもそれほどベタつかなかった。また、使い終わったらバシャバシャと水洗いができるので、いつでも清潔に保つことができるようになっている。古い歯ブラシなどを使えば、さらに綺麗に落ちるようだ。
スプレー糊ならこのブース
以前も一度ご紹介したが、スプレー糊を使うなら、専用の「3M スプレーブース」があると便利だ。便利だというよりは、これがあるとないとでは作業効率が大違いという商品だ。
商品の素材はダンボール製で、「幅362mm×高さ250mm×奥行き250mm」という大きさ。A4サイズの紙までの大きさなら、そのままこの箱の中に入れてスプレーをすることができる。
ここに切り貼りしたい書類を入れて、シューっとひと吹きスプレーのりを吹き付ければ簡単に糊付けができる。のりを吹き付ける面は格子状になっているので、多少のりがついてもすぐに乾いて次に置いた紙片にはつかないというのもすごい。
大量に作業するなら、風通しの良い場所でマスクをしながら作業を行おう。