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投票用紙の書き味を楽しめる耐水メモ

先日行われた東京都議会選挙は、新地域政党が大躍進するという結果となった。我が家の息子が選挙権を得て初めての投票だったのだが、初投票の感想が文房具好きを感じさせるコメントだった。

意外な書き味の良さを感じた投票用紙

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初投票を終えて投票所から出てきた息子が、開口一番に話したのが「投票用紙の書き心地が抜群だった」ということ。鉛筆で名前を書くというのも意外だったようだが、それよりも初めて触った投票用紙の素材が気になったようだ。

調べてみたら、使われているのはユポ紙という種類の紙。主に「ポリプロピレン樹脂」を原料とする合成紙で、破れにくくて水にも強いのだとか。調べているうちに、文房具関連情報が満載の「毎日、文房具」の記事にもたどり着いた。

その記事の中では、選挙に使う鉛筆のことも疑問として出ていたが、文房具好きだとこういうところに興味が行くんだなと、何となく嬉しくなった。

投票用紙のようなメモ帳 

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そんなこともあって、投票用紙のような書き心地が味わえるメモ帳を探してみた。駅の近くにある文具店を探してみたら、オキナの「プロジェクト耐水メモSP」が置いてあった。耐水メモというと特殊な文房具だと思ってしまうが、他にも何種類か置いてあった。アウトドアなどで使う人も多いのかもしれない。

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紙自体が薄いブルーで目に優しい。書き心地はほとんど投票用紙と同じだが、いくぶん投票用紙の方が鉛筆で濃く書けるような気がする。だからといって薄いわけではなく、鉛筆との相性は抜群だ。

また、鉛筆だけではなくボールペンや油性マジックとの愛称も良いので、屋外でメモをすることが多い方には便利だろう。また、屋内での仕事がメインの方でも、汗でにじんだりコーヒーなどの飲み物で濡らしたりすることもあるので、大事なメモは耐水メモでとる方が良いかもしれない。

価格は一般的なメモの倍以上するが、機能を考えればそれも当然だろう。また、最近は100円ショッブにも耐水メモが販売されているようなので、そちらと比べてみるのも良いかもしれない。

私も一度試してみようと思う。

なぜ鉛筆書きなのか

ところで、なぜ投票の際には鉛筆書きなのか。偽造防止のためにはボールペン書きの方が良いように思うが、鉛筆書きには意味があった。それは、インクが他の投票用紙に着くのを防いだり、投票用紙同士がくっつくのを防いだりするためなのだそうだ。

また、投票用の鉛筆は2Bを使っているようだが、弱い力でもしっかりとした字を書くことができるというのもその理由らしい。さらに、ボールペンと違い消しゴムで消して書くことができるので、書き間違いによって新たな投票用紙を発行する手間がかからないうえに費用もやすいなど、様々な理由があるようだ。

いずれにしても、「開票する人は偽造をしない」という前提で成り立っている投開票なので、それもまた素晴らしいことだなと思う。