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【書籍紹介】人気の力士キャラクター「おはぎやま」と学ぶ日本のしきたり

日本のしきたりには素敵なものがいくつもある。最近では日本の良さが見直されてきているが、しきたりについても同様だろう。忘れそうになってしまう”しきたり”だが、人気の力士キャラクターが紹介してくれる一冊が読んでいて楽しい。

「おはぎやま」が教えてくれる日本のしきたり

「おはぎやまと学ぶ日本のしきたり」表紙

”おはぎやま”は東京・吉祥寺から生まれた力士キャラクター。じわじわと人気が出てきていて、最近の相撲ブームもあって数多くの商品が出てきている。

その”おはぎやま”のイラストとともに学ぶのが、2016年12月に発売された「おはぎやまと学ぶ 日本のしきたり」という一冊。単なる情報冊子ではなく、相撲キャラのおはぎやまが色々と教えてくれるという一冊だ。

おはぎやまの誕生から所属している重箱部屋のこと、同僚力士や重箱部屋のある街のことなどが最初に書かれている。小結として土俵で活躍しながら大関を目指している”おはぎやま”。相撲界のことを軸としながら、古くから語り継がれている「日本のしきたり」とそのマナーを解説している。

 【目次】

・おはぎやまと一緒にしきたりを学ぼう!
・おはぎやま
・重箱部屋のみんな
・おはぎやまの住む街
・重箱部屋を訪問
・本場所の土俵
●第一章 「誕生と成長のしきたり」編
おはぎやまの誕生/お宮参りで笑顔/お食い初め/お誕生日おめでとう/初節句で初勝利! ?/七五三で千歳飴/入学祝いでキラリ/立志式で大志を抱く
●第二章 「あいさつと食のしきたり」編
お辞儀で入門/神棚に二拝二拍手一拝/稽古、稽古、稽古/しゃもじでご飯/一汁三菜を配膳/力の源、ちゃんこ鍋/箸づかいも美しく
●第三章 「相撲のしきたり」編
廻しを締め気合十分/床山さんの大銀杏/土俵入りは花の舞台/座布団の上で集中/力水で身を清める/塩をまき上げお清め/四股踏みは豪快に/手ぬぐいで整える/はっけよいで勝負/手刀でご祝儀/取組後はお風呂
●第四章 「お酒と祝いのしきたり」編
千秋楽は特別な日/鏡割ですっきり! /お酌でほろ酔い/カラオケも上座下座/お会計後に感謝
●第五章 「手紙と贈答のしきたり」編
ファンレター/季節ではじめる手紙/お中元・お歳暮/風呂敷は魔法の布/時候見舞い/距離を縮める握手/年賀状であいさつ
●第六章 「婚約と結婚のしきたり」編
緊張の訪問/部屋までエスコート/手土産を渡す/お茶でおもてなし/婚約は幸せの誓い
披露宴の招待状/神前式はおごそかに/三々九度で固い契り/結婚のお祝い金/新居建築のお祓い/大忙しの引っ越し
●第七章 「歳時記」編
一月/二月/三月/四月/五月/六月/七月/八月/九月/十月/十一月/十二月/日取りと節目/

相撲の主な決まり手/きんときおみくじ/索引/おはぎやまとしきたりは永遠!
■外国人のしきたりチャレンジ
1.ご祝儀/2.箸/3.お風呂/4.升酒/5.返信/6.手拭き

おはぎやまの紹介

ほのぼのとした雰囲気のおはぎやま。相撲人気の中で、土俵のことや取り組みのことなどを中心として、年賀状や結納など日本のしきたりを学べるこの一冊。

何かを学ぶというよりは、日本の良さを再認識することのできるホッと一息つける一冊だと思う。

おはぎやまと学ぶ 日本のしきたり

おはぎやまと学ぶ 日本のしきたり

 

「おはぎやま」とは

「おはぎやま」のマスキングテープ

"おはぎやま”は、イラストレーターのナガノチサトさんと雑貨ブランド「西東」のコラボで生まれた力士キャラクター。 ほのぼのとした雰囲気が良く、徐々に人気が出てきたキャラクターだ。最近ではLoFtなどにも商品が置かれているので、このキャラクターの雑貨や文房具を見たことがある方も多いのではないだろうか。

雑貨ブランドの「西東」は、関西出身の文具店店主と関東出身のデザイナーのコラボから生まれたブランドだ。吉祥寺の文具・雑貨のお店「36(サブロ)」の店主がコラボされているお一人だが、店内にもおはぎやまグッズがたくさん揃っているのでお近くの方はぜひ覗いていただきたい。

見ているだけでもほのぼのとするキャラクターは、 便利なのに忙しい現代の中でホッとさせてくれる存在として人気なのかもしれない。

”しきたり”を大切にするということ

おはぎやまの本

私は九州鹿児島の田舎町で生まれ育った。そこは昔から相撲が盛んな地域で、中学校には本格的な土俵が作ってあり、秋になると盛大に相撲大会が開かれていたことを思い出す。

また、昔は祖父母と一緒に住んでいたため、ご飯の前に一緒にテレビで大相撲を見ることが多かった。好きで見ていたというよりは、大相撲があるときには夕方になると相撲を見るのが当たり前の環境だった。だから今でも相撲は好きだし、決まり手なども覚える努力をしなくても自然と覚えてしまっているぐらいだ。

相撲の世界では独特のしきたりがある。大関や横綱になるときに、使者に向かって述べる口上などもその一つだろう。また、土俵上で懸賞を受け取る動作や土俵下に座る時の座布団の持ち運び方などしきたりが多い。

考え方によっては意味のない面倒なこともあるかもしれないが、その一つ一つにはしきたりとなっただけの根拠や意味があり、日本独特の美しい所作や節目の行事として伝えられてきたのだろうと思う。

そういったことを含めて、日本は素晴らしいし好きな国だなと改めて感じた。