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懐かしの「オルファ(OLFA) タッチナイフベンリー」、ロングセラー商品には使い続けられる訳がある

文房具用品のなかには、時々「懐かしい!」と思わせられる昔ながらの商品がある。いわゆるロングセラー商品と呼ばれるものだが、売れ続けているのにはしっかりとした理由がある。

懐かしの携帯用カッターナイフ「ベンリー」

ベンリー

 丸い形でコンパクトなカッターナイフ「オルファ(OLFA) タッチナイフベンリー」。いつの頃から登場したのかは忘れたが、随分前から文房具店の店先に並んでいたような気がする。

タッチナイフ「ベンリー」

 実勢価格で一個100円程度ながら、ステンレスの刃は水洗いもできて切れ味も鋭い。一番の特徴は、横のつまみをスライドして刃を出すことだ。

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カチッと手応えがあるまでスライドさせれば、手を離しても刃は引っ込まない。そこまでスライドさせなければ、手を離すと刃は元どおり引っ込むので安全だ。

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左利きの私が使うときには人差し指でスライドすることになるが、慣れればそれほど大変ではない。キーホルダー通す穴が空いているので、キーチェーンなどを通しておいてキーホルダー掛けなどにぶら下げておいても良いだろう。

場所を取らない便利なカッターナイフは、引き出しに一つ置いてあると便利に使える道具だと思う。

オルファ(OLFA) タッチナイフベンリー(2コ入り〈ブルー/イエロー〉) 31B2

オルファ(OLFA) タッチナイフベンリー(2コ入り〈ブルー/イエロー〉) 31B2

 

こんな商品もロングセラー

切り出しナイフ「菊一文字」

道具箱に常に入っているのが、木を削ったりする時に使う切り出しナイフ。東京神田小川町にある老舗の刃物店菊一文字で購入した左利き用の切り出しナイフで、握りの部分は持ちやすいようにコルクとタコ糸で自分仕様にしている。

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クラフトナイフであれば「オルファ(OLFA) クラフトナイフL型」が一般的で、これ一本あれば大概の工作は行うことができる。切り出しナイフよりも手入れが簡単で、切れ味も落ちないので便利だ。

これもまたロングセラー商品の一つと言えるだろう。

ロングセラー商品に共通していること

ロングセラー商品と呼ばれるは色々とあるが、何年以上発売されていればという基準があるわけではない。例えば家具と文房具類など商品の種類によっても異なるだろうし、消耗品なのかそうではないのかによっても考え方が異なってくるかもしれない。

しかし、ロングセラーと呼ばれる商品に共通していることは、シンプルなデザインであることや、長持ちすること、使い込むほどに味が出てくること、使い勝手が良くて他の競合商品の追随を許さない特徴があることなどがあげられるだろう。

このうち「シンプルなデザインであること」は多くのロングセラー商品に共通する部分が多く、加えて「飽きがこないデザイン」であったり「使いやすいデザインである」ということも重要な要素になってくるだろう。

それを考えると、文房具のロングセラー商品には「デザイン」が重要なキーになっていて、「デザインは商品価値を上げる」ということとも繋がっているような気がする。いかがだろうか。