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コロコロ転がして使う「おもしろスケール」が五徳ナイフのようで便利

先日、様々な工夫が施されたキャッチアップスケールのことを記事にさせていただいた。ペンケースに入れて便利に使っているが、他にも五徳ナイフのような便利なスケールを使っている。持ち運ぶには大きいので引き出しに入れているが、以前書いた記事のリライト版でご紹介させていただきたい。

五徳ナイフのような「おもしろスケール」

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職場で常に手元に置いてあるのが、「ドラパス おもしろスケール30」という定規。単に線を引くだけではなく、これ一本で平行線や垂直線が簡単に引けるという便利な定規だ。

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定規に筒状のローラーがついた特徴的な形状で、コロコロと転がすことで平行線を引くことができる。ローラー部分には目盛もついているので、適切な間隔で平行線を引けるというのが便利だ。

ローラー部分には滑り止めとしてギザギザの溝がつけられており、回転も滑らかなので使いやすい。ローラーの上に手の平を置き、そのまま軽く押し引きすることで滑らかに移動する。なかなか快適だ。

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また、1センチ刻みで開けられている穴にペンを入れて縦に動かすと、綺麗な垂直線を描くこともできる。通常、垂直線を引く時には、直角を測ったり出したり左右からの長さを上下でマークする必要があが、このスケールならワンアクションで引けるので便利だ。

さらに、一番端の穴にペンを入れて他の穴に入れたペンを使うと、グルッと回してコンパス替わりに円を書けるというのも面白い。とはいえ、慣れないと円を描くのは大変なので実際にはコンパスを使った方が楽に書くことができるが、手元にコンパスが無かったり簡単な円を書きたい時には重宝すると思う。

ちなみに定規部分はブルーのツートンカラーになっているので、数字や一覧表などのデータを読むのにも便利だ。軽やかにスライドしていくので、データの読み合わせなどにも重宝する。

まるでナイフやスプーンなどが一緒になった五徳ナイフのようなこの定規。職場では30cmのタイプを、自宅では15センチのタイプを使っている。用途に合わせてチョイスするのも良いだろう。

ドラパス おもしろスケール30 42-583

ドラパス おもしろスケール30 42-583

 

 仕舞いにくいのもまた一興

この定規はとても便利だが、唯一欠点と言えば円筒状の部品がかさばることだろう。普通の定規類と違い、重ねて仕舞うということができず、引き出しの中では少々邪魔になる。

しかし、それも「失くしにくい」と考えれば長所になるかもしれない。スマートでカッコイイ文房具も好きだが、こういったちょっと変わった形の文房具も好きだ。効率的なだけではなく「ちょっと面白い」というモノを見つけるのが、文房具好きとしては楽しみの一つだなと思う。