皆さんはコクヨの「測量野帳」をご存知だろうか。文房具好きの方なら良くご存知だと思うし、そうでない方でも緑色の手帳と言われれば「あー、あれか」と思うであろう商品だ。数あるロングセラー文房具の中でも半世紀以上にわたって使われている手帳だが、工夫することで様々な使い方ができて面白い。
半世紀以上の歴史を持つシンプルで機能的な手帳
コクヨが1959年に発売を開始した手帳が測量野帳。発売から60年近く売れ続けているという、超ロングセラー商品の手帳だ。もともとはその名のとおり測量士が使うために作られた手帳だが、胸ポケットに入る大きさ、 表紙が固くて立ったまま書くことができる仕様、書きやすい紙質という特徴が人気となり、現在では一般的な手帳としてコンスタントな売り上げがあるようだ。
手帳の罫によっていくつかのタイプがあるが、私がいつも使っているのは3mm方眼のスケッチブックというタイプ。文字や図などをどんどん書き込めるところが気に入ってる。ページ数も手頃で薄いため、旅行の時やアウトドア遊びの時などにもポケットに入れておいても邪魔にならない。
また、仕事でも測量野帳を使っていて、打合せの時や自分の考えをまとめる時などにさっと使えて便利だ。
コクヨでは事務用品の名入れサービスやオリジナル商品作製サービスを行っているが、それ以外にもカラフルな商品を販売している。写真はエイブルアートを題材とした測量野帳だが、色もデザインも持っていて楽しいものばかりだ。
オリジナル商品は1000冊から受け付けているが、記念品やノベルティとして作ってみるというのもインパクトがあって良いかもしれない。
「100人、100の野帳。」にエントリーしてみよう!
コクヨのホームページに100人100の野帳。という特集ページがある。様々なカスタマイズが施された測量野帳が登場していて、シンプルなだけにいろいろな使われ方をしていることがわかるし、カスタマイズをするのも楽しみ方の一つなんだということがわかる。
みんなの使い方https://t.co/wOqrqTB4fi pic.twitter.com/wl53RNdEsW
— コクヨのぶんぐ (@kokuyo_st) January 17, 2017
http://www.kokuyo-shop.jp/shop/u_page/Promotion_yacho.aspx
私もこの特集には以前寄稿させていただき、トップバッターの「No.001」として特性革カバーについて書かせていただいている。
知人の革職人さんにお願いして作ってもらったカバーだが、10年ほど使っていても全く傷んでいない。逆に使い込まれた味が出て、ピカピカと光っているぐらいだ。道具というのは使うことが一番のメンテナンスだというが、革製品もまさにその通りだなと感じている。
コクヨでは様々な使い方を募集しているので、測量野帳が大好きな方はぜひ自分なりの使い方をエントリーしてみてはいかがだろうか。特性の測量野帳をいただくことでもできるので、測量野帳好きにはたまらないプレゼントだと思う。
(この記事は2016年2月21日の記事を一部リライトしました)