なんでも小さければ良いというものではない。逆に、なんでも大きければ良いというものでもない。道具には手頃な大きさというものがあって、万年筆やノートなどでも極端に大きなものや小さなものは使いにくいだろう。
しかし、従来の大きさを見直すことで逆に使いやすくなるというものもある。普段何気なく使っている道具でも、大きさが変わるだけで活用の幅が広がってくるのが面白い。
書き心地が抜群の「飾り罫原稿」
以前ご紹介させていただいた、あたぼうステーショナリーの「飾り原稿用紙 碧翡翠」という原稿用紙。とにかく書き心地が良くて、万年筆との相性が抜群に良い。
oyakode-polepole.hatenablog.com
罫線もカワセミのワンポイントもどれもとても素敵で、原稿用紙という事務用品のイメージを払拭してくれる商品だ。今年買った文房具類の中では、個人的に上位にランクインしている。さすがに、日本文具大賞2016デザイン部門グランプリを受賞した商品だけのことはあるなと思う。
通常の原稿用紙として使うのは当然のことながら、原稿用紙に文章を書くことがそれほど多くはないサラリーマンとしては、日頃のメモやToDoチェックリストとしても活用している。
この原稿用紙をメモやチェックリストとして使うというのは、精神的にとても贅沢なことだなと思う。それだけ毎日、何かを書きたくなる原稿用紙だということだ。
一回り小さくなった原稿用紙「ふたふで箋」が新発売される
使いやすいと評判の「飾り原稿用紙」だが、大きさ的には当たり前のことながら通常の原稿用紙の大きさなのでたっぷりと書くことができる。たっぷりと書くことができるのは良いことなのだが、少しだけ書きたいときには他の一筆箋を使うことになってしまう。
そんな「飾り原稿用紙」ユーザーのために作られたのが、今までの半分ほどの大きさの「ふたふで箋」という商品。一筆箋を2枚並べた大きさなので「ふたふで」というネーニングなのだが、分かりやすくて親しみやすい商品名だと思う。
#ふたふで箋 、先行販売が決定!
— 飾り原稿用紙100万枚。あたぼうステーショナリー (@atabo_coltd) 2016年12月1日
弊社ネットショップでは12月5日からですが、、、こちらでは3日、または明日の午後からもしかしたら、、、https://t.co/BJbgWXtWTR#飾り原稿用紙 もありますよ。
30枚で370円(税別)のこの商品は、12月5日から販売が開始されるようなので少しでも早く使ってみたい。便箋がわりに使うのも良いだろうし、もちろん原稿用紙としてメモがわりに使うのも良いだろう。
今から市場に出回るのがとても楽しみな一品だ。