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色々な分野に挑戦する会社がボールペンも作っていて驚いたというお話

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モノによって頭に浮かぶメーカーというのがある。カメラであればキヤノンやニコン、万年筆であればパイロットやセーラーだろう。そんなイメージと少し違う商品を、先日友人から見せてもらった。

京セラのボールペン

毎週平日の夜に手話講習会へ通っているが、先日は開始時間よりもだいぶ早く会場に到着した。教室に入るとたまたま同じ班の方が万年筆選びをしていたので、ビジネスバッグに入れているペンケースを取り出して色々なペンを見てもらうことにした。

万年筆やボールペンでどれが書きやすいのかという話を楽しんでいたが、同じ班の他の方が「このボールペンも書きやすいんですよ。ご存知ですか?」と見せてくれた。見せていただいたが、いや、ご存知ありませんでした。

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見せてもらったのは、京セラの「セラミックボールペン ガンメタ KC10A」という筆記具。正直言って、京セラがボールペンを作っているとは知らなかった。このブログを京セラ関係の方がご覧になっていたら誠に申し訳ない話だ。

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京セラのHPにある”個人の客様へ”というページを見ると、確かにセラミックステーショナリーという案内があった。ボールペンのペン先部分の球がファインセラミックで作られているそうだ。

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さっそく試し書きをさせていただいたが、本体部分はアルミニウム製で見た目よりも軽い印象だ。書き味は細身でカリカリしているものの、滑らかだと感じた。また、フォルムも流線型で滑らかな仕上がりなので、とてもスマートな印象を受ける。

このボールペンは大学卒業記念として贈られたものだそうだが、京セラのボールペンは記念品として使われることが多いようなので、店頭では見かけないのもうなづける話だなと思った。

京セラといえば1959年にファインセラミックの会社として京都で創業された会社だが、カメラを発売したりスマホを発売するなど色々な分野にチャレンジしている会社だ。あくまでも個人的な感想だが、ボールペンを製造販売しているのを知ってなおさらそう感じた。

せっかくなので、さらに多くの文具類を発売して欲しい。そう無責任思うのは、文房具好きのワガママなのかもしれない。

ボールペンで一押しなのはこちらの商品

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京セラのボールペンをご紹介しておきながら恐縮だが、私がここ数年来使っているのはパイロットの「コクーン」という商品だ。油性ボールペンなので書き味が滑らかで、個人的には非常に書きやすいと思っている。

また、全体的なバランスが良いのも特徴だろう。手頃な重さがあるのに、書いていて疲れないのはそのおかげではないだろうか。2013年度のグッドデザイン賞を受賞したフォルムも、どこか近未来的な雰囲気で好きだ。

速記的に使う時にも、丁寧に書く時にも、どちらの場合でもしっくりと手に馴染んでかきやすいので重宝している。傷がつこうが何だろうが、しばらくはこの一本が手放せない。

”コクーンは、今を生きる20~30代の感性をダイレクトに刺激する新ブランドです”というのがメーカーの謳い文句だが、50代の感性もダイレクトに刺激してくれていると思う。