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一日一日を大切にするために、来年は「懐中日記」を使ってみようと思う

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先日もご紹介させていただいたのが、吉祥寺のレトロな文具・雑貨のお店「36 Sublo サブロ」。レトロな雰囲気の店内に、昭和レトロな商品やちょっとおしゃれな商品がずらりと並んだ素敵なお店だが、現在は企画棚で来年のカレンダーや手帳を展示・販売している。お店の方がオススメだったのがコンパクトな日記帳だが、ずいぶん昔から発売されているこの商品は、毎日を大切に過ごせそうな日記帳だ。

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コンパクトでレトロな「懐中日記」

コンパクトな懐中日記

先日お店に出向いた時にシンプルなスケジュール帳を購入したが、その際にお店の方にオススメ品として教えていただいたのが、「2017 懐中日記」という小さな日記帳。コンパクトでレトロな雰囲気の日記帳は、手帳と呼んだ方が良いのか日記帳と呼んだ方が良いのか迷ってしまう。

懐中日記自体は日本で初めての手帳とも言われており、正確なところは調べきれなかったが、かなり昔から発売されているようだ。現在も博文館から発売されているが、博文館自体が明治20年創業なので、手帳自体も歴史が古いのだろうと思う。

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B7サイズの日記帳なので、縦128mm、横91mmというコンパクトなサイズ。1ページに二日分の日記を書くことができるようになっており、気負わず簡潔に日々の出来事を綴っていけそうだ。

月の初めには、節気、月相、季語、天気の平均値、行事・記念日などが、細かい字できちんと書かれている。また、ページ毎に昔の偉人が残した言葉が記されているというのも良い。

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巻頭と巻末にもずらりと情報が掲載されていて驚かされる。

巻頭には、年間カレンダー、祝日、節気などの暦類がコンパクトにまとめられているほか、東京の日の出日の入り時刻、潮の干満時刻などなどが掲載されている。また、巻末には、贈答品控、購書目録、住所録、手控などがあり、付録として世界各国要覧、日本地図、年齢換算表などが付いている。

一冊まるごと隅々まで、これでもかというほど情報が掲載された日記帳は、毎日の出来事を綴りながら今日という日をしっかりと振り返ることのできる日記帳でもある。

来年は元旦からこの懐中日記を使うことで、一日一日を大切にしたいと思う。

博文館 日記 2017 懐中日記 B7 No.050

博文館 日記 2017 懐中日記 B7 No.050

 

カバーを外してもしっかりとした作り

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カバーの絵柄が干支にちなんだレトロな雰囲気の日記帳だが、カバーを外してみると布張りのしっかりとした表紙になっている。表紙自体も鮮やかな朱色で手触りも良く、柔らかいながらもしっかりとした作りになっている。

一年を通じて使う日記帳なので、表紙もしっかりとしたものになっているのだろう。それもまたモノづくりとしては大切なことだろうなと感じた。