持ち歩き用として先日購入したモレスキン。手帳タイプのモレスキンは初めて使ってみたが、硬い表紙と持ちやすい大きさがとても気に入っている。そうなると常に一緒に持ち歩きたいのが筆記具。サッと書くためにはやはり速記用のシャーペンを一緒に持ち歩きたい。
ゴムバンドでカスタマイズ
現在、手話講習用として愛用しているモレスキン エバーノート 方眼 ラージ には、磁石で固定できるペンケースペンサムを取り付けている。筆記具がセットになっているのは何かと便利だ。
しかし、今回購入した「モレスキン リポーター クラシック ハード 方眼 ポケット」は、ペンサムを取り付けるには手帳自体が少々小さい。そこで、シャープペンシルなどの筆記具を固定するためのお手軽カスタマイズを施してみた。
用意したのは、吉祥寺の「36 Sublo サブロ」で買った電球型の真鍮安全ピンとヘアゴム。ヘアゴムは100円ショップで売られているもので、長いサイズを切って使うタイプを利用する。モレスキンにはノートを止めるゴムがあらかじめついているので、それを利用してペンを止める方法だ。
カスタマイズと言っても実に簡単。電球型安全ピンにゴムを二重にして取付け、逆側に好みのチャームを取り付けるだけ。リポータークラシックにぐるりと巻き付けたらチャームをくるっと回してゴムを固定し、そこに筆記具の端を止めれば出来上がり。
今回はトラベラーズノート用のチャームを使ったが、好みで取り替えてみても楽しいだろう。また、ゴムを手帳の裏側に固定すれば、さらに便利になるかもしれない。
ちょっとしたことだが、ちょっとしたことだけにモレスキンのカスタマイズは面白い。
プラチナ プレスマン シャープペン 速記用0.9mm芯2B 2105010
- 出版社/メーカー: プラチナ万年筆
- メディア: オフィス用品
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チャームでモレスキンのイメージが変わる
今回カスタマイズを行ったクラッシックノートブックにはしおりがないが、他のモレスキンにはしおりの付いている商品が多いので、チャームをつけてみるというのはカスタマイズの中でも簡単で楽しい方法だ。
講習会用のモレスキンにはチャームではなくコードストッパーを付けてみたが、これはこれで軽くて扱いやすいので重宝している。見た目が少し安っぽいのが難点だが、しおりをサッと出し入れしやすいという利点はある。
先日ご紹介した中牟田洋子さんの「モレスキンのある素敵な毎日」にも、後半部分にチャームを使ったカスタマイズが掲載されているほか、ポケットを透明にするカスタマイズなども掲載されていて参考になる。
こういった書籍やMoleskinerie | モレスキナリーというファンサイトを見て、自分なりに使いやすくカスタマイズをするのも良いだろうと思う。
カスタマイズは「自分だけの商品」を楽しめる
事務用品として文房具類を使っていると気にならないが、個人で使う道具となると自分だけの特注品が欲しくなる。お金がたくさんあればそういった特注品を作ることもできるだろうが、今回のようにちょっと手間をかけてカスタマイズするという方法もある。
いや、逆に自分でカスタマイズした方が、より自分らしい自分だけの商品が出来上がって愛着が湧くのではないだろうか。
カスタマイズというとかなりハードルが高そうなイメージだが、前述した書籍やサイトを参考にしても良いだろうし、単にマスキングテープでデコレートするのも良いだろう。自分だけの一品モノを作って大切に使うというのは、モノを大切にすることにもつながると思うのだがいかがだろうか。