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「モレスキンのある素敵な毎日」(中牟田洋子)を読んでほんわかと過ごす

手帳やノートは色々な種類を持っていて、今までもたくさんの種類を使ってきた。用途や趣向が変わって使わなくなってしまうものもあるが、 モレスキンだけはさりげなく生活の中に入ってきているのが不思議だ。そんな不思議さを「なるほどそうなんだ」と気づかせてくれる書籍に出会った。

読んでいるだけで楽しくなるモレスキンのファンブック  

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http://www.moleskine.co.jp/news/nws_160916_funbook/

モレスキンが好きな方なら、既に読んでいらっしゃる方も多いのではないだろうか。今日ご紹介させていただくのは、中牟田洋子さんの書かれた「モレスキンのある素敵な毎日」という一冊。モレスキンの様々な使い方を教えてくれる素敵な一冊だ。

モレスキンの愛好者は世界中にいるが、日本国内にもハードユーザーがかなりいらっしゃる。そういう方々45名の個性的な使い方を紹介しているのがこの一冊。それぞれの方の圧倒的なモレスキン愛や独特の個性的な使い方に、読んでいてググッと惹き込まれてしまう。 

旅ノートありレシピノートあり絵日記ありと使い方は様々だが、どれも圧倒的な迫力で読み手に迫ってくるような感じを受ける。それでいて決して押し付けがましくないのは、中牟田さんの取り上げ方が巧みだからだろう。

中牟田さんはこれまでも「モレスキン 「伝説のノート」活用術〜記録・発想・個性を刺激する75の使い方」や「モレスキン 人生を入れる61の使い方」を共著として書かれている。 2冊とも読ませていただいたが、モレスキンに関する情報や使い方が深い部分まで掘り下げられた書籍だと感じた。

今回は中牟田さんお一人での著書だが、以前の2冊と比較してより幅広い内容になっているような気がする。的確に表現することが難しいのだが、モレスキンありきではなくモレスキンを使っていること自体を楽しもうという雰囲気が伝わってきた。

モレスキンを使ったことがなければ「一度使ってみようかな」と思わされるし一冊だし、既に愛用しているのであれば「こういう使い方もあったんだ」と気づきをもらえる一冊だと思う。

私も講習会用の専用ノートとして使っているが、それだけではもったいないなということに気づかされた。旅の手帳でも良いし好きなことのスクラップブックでも良いので、ページをめくるだけで幸せな気分になれる何かを探してみたくなった。 

モレスキンのある素敵な毎日

モレスキンのある素敵な毎日

 

旅のガイドブックを読んでいるような感覚が素敵だ 

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この本は不思議な一冊だ。モレスキンという商品の使い方を紹介している書籍なのに、旅のガイドブックを読んでいるような感覚にとらわれるからだ。それだけ、掲載されているモレスキンが多種多様であり、それぞれに独自の世界観みたいなものがあるからかもしれない。

手帳関係の書籍だと事細かいハウツー物も見かけるが、本書はモレスキン自体の魅力を伝えながらも、使っているシーンが思い浮かぶような内容になっていて楽しい。自分の手帳を広げてあれこれと考えるよりも、この本を見ながらあれやこれやと空想するのに向いている。

寝る前にパラっと広げて、ゆったりとした気持ちで読むのが良い。そうすることでほんわかとした気持ちになって、何だか寝つきも良くなるというのは文具好きの特徴なのだろうか。 

中牟田さんのモレスキン・ファンサイトも、併せてご覧ください。モレスキン愛に満ちた素敵なサイトです!
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