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災害時に役立つキングジムの防災用品「着る布団セット」と「帰宅支援キット」

今週のお題「防災の日」

9月1日は各地で防災訓練などが行われた。私が勤務する会社でも自衛消防隊が編成されており、防災の日当日はコンクールにも参加して奮闘していた。

災害には自然災害と人為災害があるが、いずれにしても日頃の備えと心構えが大切だ。世の中では様々な防災グッズが発売されているが、キングジムから発売されている防災グッズも独自路線で便利だ。

キングジムの作った防災用品

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http://www.kingjim.co.jp/products/office/bft001

ユニークな文具類を開発しているキングジムは、災害用の寝袋類も販売している。着る寝袋とエアーマットがセットになった「着る布団&エアーマット」という商品だ。会社に置いておくという前提で作られた商品で、事務用品を作っているキングジムならではの発想だろう。

東日本大震災の際に首都圏では公共交通機関が大混乱となり、夜通し歩いて帰宅した人や会社に泊まらざるを得なかった人が続出した。私も社員の安全を管理する部署にいたため、帰りたくても帰れない社員のために急遽会議室を宿泊所にしたことを思い出す。

その際には防災用として備蓄されていた毛布とマットを使用したが、倉庫から運び出すのにも重くてなかなか手間だった。その点、キングジムが発売したこの商品なら簡単に準備ができて便利だ。一人分がファイリングボックス一個分の大きさなので、素早く配布して素早く使用できるという点が良い。

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http://www.kingjim.co.jp/products/office/kitaku

また、どうしても帰宅せざるをえない場面を想定して「帰宅支援キット」も発売されている。

内容はペットボトルの水や小型のライト、非常用簡易トイレや軍手など、歩いて帰宅する際に必要最小限の道具だ。エマージェンシーブランケットやクッキーなども入っているので、避難所に移る際に持って行くという使い方でも良いだろう。

ただし、キングジムの商品ページにも書かれているが、このセットだけを用意して安心してはいけない。内容物は必要最小限のものだけなので、個々人のニーズに合わせて必要なものを用意しておきたい。

また、会社にはビジネスバックなどでいろいろなものを持参している方も多いと思うので、そこから何を移し替えて持っていくかという峻別も必要だろう。日頃からビジネスバッグの中を確認しておいて、いざという時に何を移し替えるか考えておいた方が良さそうだ。

どちらの商品もA4サイズになっているので、書庫に並べて置けるだけではなく机の引き出しに入れておけるところもメリットだ。職場だけではなく自宅でも家族分を置いておけば、いざという時に役立つのではないだろうか。

キングジム 着る布団&エアーマット BFT-001

キングジム 着る布団&エアーマット BFT-001

 
キングジム 帰宅支援キット  BBK-001

キングジム 帰宅支援キット  BBK-001

 

オススメしたい防災関係サイト

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自然災害の中でも予想できないのが地震。いつ発生するかを予想するのは非常に難しいので、日頃からの備えが重要となるだろう。また、大規模地震発生後はライフラインがストップしてしまうこともあり、復旧するまでどう過ごすのかも考えておく必要がある。

2014年8月31日に放映されたNHKの「となりの防災家族」では、地震発生後にライフラインが一週間ストップしたという想定で興味深い内容を放映していた。

電気や水道がストップした中でどのように生活すれば良いか、自宅避難を一週間続けるにはどういった準備や工夫が必要かということなどが分かりやすく描かれた番組だ。昨日再放送されたようなので、ご覧になった方も多いのではないだろうか。 

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http://www.nhk.or.jp/sonae/bosaikazoku/hijyoshoku.html

番組ホームページには番組内で紹介した内容が掲載されているので、この機会に家庭での備えを再点検するのにも利用できる。

例えば水の備蓄。内閣府によって南海トラフ巨大地震の被害想定が見直されたことに伴い、食料の家庭備蓄7日分が推奨されるようになったが、そのために何を用意すれば良いかが分かりやすく掲載されている。

また、家具の転倒防止や災害時の連絡方法なども掲載されているので、日頃の備えとしてみておくのも良いだろう。

「備えあれば憂いなし」という言葉は、今も昔もとても大切なことだろう。我が家でもこの週末に家族で防災に関しての相談をしておこうと思う。

www.nhk.or.jp