子どもの頃に使って以来、手にする機会さえなかったのが原稿用紙。基本的には子どもや学生が使う文具というイメージだろう。しかし、先日購入した原稿用紙は文字を書く楽しさを教えてくれる名品だった。あまりに手触りが良いので、本来の目的とは少し違った使い方をしてみた。
原稿用紙で紙袋作り
人気の原稿用紙「飾り原稿用紙 翡翠」。今年の国際文具・紙製品展(ISOT)デザイン部門でグランプリを受賞したあたぼうステーショナリーの商品だ。
カワセミ(翡翠)をあしらった飾り罫がとても素敵なA4版の原稿用紙で、飾り罫も清流の流れを思い起こさせてくれる。書き心地も抜群だ。
日頃からメモ代わりにも使っている原稿用紙だが、紙質も良いのでブックカバーにも使っている。今回は袋を作ってみた。
家族にささやかなプレゼントをする機会があったので、袋の表面にメッセージを書いてみた。さらに、原稿用紙のマス目を色鉛筆で塗ってモザイク模様を作ってみたが、工夫をすればドット柄の模様も書くことができるかもしれない。
ブックカバーに封筒。いろいろなものに使うことで、さらに用途が広がってくる。
他の種類も使い始めてみた
カワセミ柄の原稿用紙も素敵だが、全部で6種類がシリーズとして揃っている。碧翡翠以外の柄は、波抹茶、黒雷公、桃雲流、蔓葡萄、港煉瓦だ。そのうち4種類がセットになった「飾り原稿用紙 アソート」を買ってみた。
それぞれのネーミングはライターの小日向京さんがつけられたそうだが、飾り罫の色と模様にマッチしたネーミングはとても素敵だと思う。アソートに入っているのは黒雷公、桃雲流、波抹茶、蔓葡萄の4種類だ。気分に合わせて使い分けても良いだろうし、用途に合わせて使い分けるのも良いだろう。どれも素敵な商品なので日々使うのが楽しみだ。