読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おやこでポレポレ《文房具好きブログ》

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを更新中です!

万年筆のインキをカートリッジからコンバーター(万年筆用インキ吸入器)に替えてみる

万年筆は随分前から使っているが、今までインキはカートリッジ式を使っていた。万年筆をそれほど頻繁に使っていなかったということもあるし、インキにこだわるほど万年筆に入れ込んでいなかったからだ。ところが、最近になって急にお気に入りの万年筆が手元に増えてきた。そうなると不思議なもので、コンバーター式に変更してインキの色も楽しみたいなと思うようになってきた。

コンバーター(万年筆用インキ吸入器)の種類と使い方

f:id:polepole103:20160716173153j:plain

メーカー各社でそれぞれコンバーターが発売されているが、主にパイロットの万年筆を使っているので三種類のコンバーターを揃えてみた。

コンバーターとは万年筆のインキカートリッジの替わりに取り付ける商品で、これを取り付けることによってインキ瓶から直接万年筆にインキを吸い上げることができるようになる。

手元に用意したのはパロットのコンバーターで、左からCON-20、CON-40、CON-50という商品だ。 

f:id:polepole103:20160716173538j:plain

CON-20はインキの吸い上げがプッシュ式になっている。金属製の本体内側がゴム素材となっており、写真左側の板バネ部分を押すことでインキを吸い上げるという方式だ。 

f:id:polepole103:20160716173602j:plain

CON-40はスクリュー式のコンバーターで、左側のノブを回すことでコンバーター内部のピストンが上下してインキを吸い上げるという仕組みだ。良く見ると右側の部分に小さな鉄球が入っていて、吸い上げられたインキを攪拌する工夫が施されている。

f:id:polepole103:20160716173639j:plain

こちらはC0N-50というコンバーター。CON-40と同じくスクリュー式だが、ノブが太くてスクリューを回しやすい。移動式の金属製部品によって、コンバーター内のインキが攪拌されるようになっている。

この他にもコンバーターは何種類か用意されているが、万年筆の種類によって使えるコンバーターが決まっているので、購入する際には確認が必要だ。また、今回ご紹介したCON-20とCON-50はすでに製造中止となっており、後継機種としてCON-40のみが製造を継続しているようだ。

パイロット コンバーター40

パイロット コンバーター40

 

取り付けは簡単、操作は楽しい

f:id:polepole103:20160716174315j:plain

コンバーターの取り付けはインキカートリッジと同じで、万年筆のペン先にはめ込むだけだ。インキ漏れを防ぐためにはしっかりと取り付ける必要があるが、取り付けと取り外しを頻繁に行うと徐々に緩んでしまい、インキが漏れてくることもあるようなので注意が必要だ。  

f:id:polepole103:20160702101920j:plain

インキを吸い上げる時にはペン先だけではなく、ペンの軸までインキに浸るように入れてからコンバーターのスクリューを回すようにする。一回でうまく吸い上げられなかった場合には再度インキを戻して吸い上げることも可能だが、勢い良く戻してしまうとインキ瓶内に泡が発生して吸い上げにくくなるので注意が必要だろう。

コンバーターを使うことのメリットは何か

コンバーターでインキを補充する作業はカートリッジよりも手間がかかるが、日頃から万年筆をメインの筆記具として使うのであればインキ瓶から補充する方が経済的だ。また、万年筆の手入れをするときにもコンバーターをつけたまま水を出し入れすれば良いので便利だ。

何よりも好きなインキを選んで使うことができるというのが一番のメリットだし、少しの手間をかけてインキを補充する作業を行うことで、万年筆への愛着も今まで以上に湧いてくるというのが良い。

万年筆によってはコンバーターが使えないタイプもあるので、将来的にコンバーターも使ってみたいという場合には、購入する際にしっかりと確認して購入することが大切だ。