最近では自立する文房具が人気だ。自立するペンケースをはじめとして、自立する付箋紙も登場している。デスク上で自立すると目立つし使いやすいしと、便利なことが多いのは事実だ。この流れはもうしばらく続きそうな勢いだが、メモの中にもデスク上で自立するという商品が発売されていた。その方法が通常とは異なっているが、発想の転換ともいうべきその方法は、思わずなるほどなと感心してしまうものだった。
メモブロックがそのままスタンドになるメモ
デザイン文具の総合メーカー「ミドリ - midori -」は個人的に大好きなメーカーだが、自立するメモ「デザインフィル メモスタンドメモ」もなかなかおしゃれなデザインだ。
一見すると単なるメモブロックのような形状をしている。付箋紙やメモブロックなどで良く見る形状だ。500枚のメモがひとかたまりになっているので、見かけの大きさに比べてずっしりとした重さを感じる。
http://www.midori-japan.co.jp/products/2013_25.html
一枚一枚のメモは、正面から向かって左辺と下辺が糊付けされている。そのためポケットのようになっていて、この部分に書いたメモを挟むという仕組みだ。剥がしたメモの裏面は違う絵柄になっているので、どちらの面にメモを書いても良いだろう。
裏面は鉛筆柄になっているので、書き終わったメモを差し込むと「ペンスタンドに挿された色鉛筆」 と言うスタイルになる。これは楽しい。他にも花瓶と花やタイプライターと紙など種類があるが、どれも差し込むことでそのまま一つの絵柄になるよう工夫されている。
ちょっとしたことだが面白い。 ちょっとしたことだが便利。メモブロック自体をメモスタンドにするという発想は、思わず唸ってしまうぐらい斬新な発想だなと感じた。
自立する文房具あれこれ
自立する文房具といえばペンケースを真っ先に思い浮かべる方も多いと思うが、私も出張先のカフェなどで作業をする時に重宝している。
自立型ペンケースは色々と発売されているが、現在私がメインに使っているのがリヒトラブの「SMART FIT ペンケース オリーブ」という商品。ビジネスに使いながらも、ちょっとだけ遊び心が感じられるシリーズだ。
それ以外にも自立する道具というのはいろいろ登場していて、文房具だけではなくメガネにも自立するものがある。「自立する」というのは狭いデスク上などではとても便利なので、これからも自立する道具がたくさん登場するのかもしれない。
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