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印鑑ケースを使うなら押印マット付きのタイプが便利な理由

 昨日、サンスター文具が発売するR2-D2型のネーム印ケースをご紹介させていただいたが、ネーム印以外の通常の印鑑を入れて持ち運ぶ場合には印鑑ケースも必要だ。職場や外出先などで印鑑を使う場面というのはそうそうないだろうが、年に何回かは各種手続きなどでしっかりとした印鑑を使う場面があるのではないだろうか。そんな時には印鑑マットがセットになったケースが使いやすい。

印鑑マットがセットになったケース

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 普段私が持ち歩いているのが、マックス社の「コンパクト朱肉」という印鑑ケースだ。三文判よりも少しだけ価格の高い、大きめの印鑑を入れている。必要な時にビジネスバッグに入れて持ち歩き、使わない時にはこのまま自宅の戸棚に仕舞っている。

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 この印鑑ケースには便利な機能がいくつかある。捺印マットがセットされていることや蓋を開けると印鑑が取りやすいように少し押し上げられること、さらに多層構造の朱肉は油性顔料を使用しているためくっきりとした印影になる。

 この手の印鑑を使う場面というのは、例えば銀行での手続きなど「くっきりとした印を押す」必要がある時が多いので、気軽に押してもしっかりとした印影になるのは便利だ。

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 なかでも便利さに拍車をかけているのが付属の押印マット。ゴム製の押印マットを敷くと敷かないとでは大違いで、机の上や紙の上で押すのとは明らかに押しやすさが異なる。

 押印マットがついた部分を朱肉の上にパタンとかぶせて押しても良いし、取り外して押印する用紙の下に置いて使っても良い。ちょっとしたことだが、ストレスなく印鑑を押すことができる便利な機能だ。

マックス コンパクト朱肉 オーシャンネイビー SA-3004S/NV

マックス コンパクト朱肉 オーシャンネイビー SA-3004S/NV

 

日本はまだまだ印鑑文化

 最近では会社の決裁行為がサインで行われたり、電子承認で出来るようになってきたりしている。それでも、役所での手続きを含めてまだまだ印鑑が必要とされる場面は多い。

 印鑑の必要や是非についてはいろいろと意見があるが、各種契約の際にはほとんどが印鑑が必須という感じなのではないだろうか。現実的には印鑑を持たない生活というのは考えられないだろう。

 サインの方が便利で本人性も保たれるという意見もあるが、なんらかの身体的な理由でサインをすることができない方にとってはやはり印鑑は必須だ。また、サインしたうえでさらに印鑑を押すことによって、偽装を二重に防ぐという場合もあるだろう。

 そんな時のために、三文判ではない「自分独自の印鑑」は必要だし、それを保管したり持ち運んだりするケースはしっかりとしたものを選びたい。たかが印鑑ケース、されど印鑑ケースなのだ。