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「手書き図解」をするときに役立つ文房具類

 手紙や書類を手書きしていた時代から、ワードプロセッサーを使って作る時代になり、今ではすっかりPCのアプリで作成するようになってきた。だからこそ手書きの手紙が貴重で心がこもるのだが、資料という事になると少し話が違ってくる。

 もともと手書きで資料を作っていた頃(もう30年ほど前だが)も、正式な会議や配布物として仕上げるときには印刷会社に依頼していた。それが自宅や会社で簡単に作る事ができるようになったため、下書き自体がなくなりつつあるのだろう。

 それでも、個人的には資料の下書きやアイデア出しのときには手書きにこだわっている。書いては消し、書いては二重線で消し、付箋紙に書き出して分類する、という作業は人間の思考回路にあっているような気がする。

「手書き図解」の楽しさ

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 日経ビジネスアソシエ2016年5月号は「解決ノートの作り方」と題して、ノートの書き方について特集を組んでいる。大手企業の経営者が行っているノート術が紹介されたり、目的別の「解決ノートの作り方」などが掲載されている。

 また、付録として「手書きの図解基本ルール」という小冊子がついており、図解をするためのテンプレートが掲載されている。これもなかなか興味深い。スケジュール管理のための手帳術はいくつか読んだが、発想をまとめるための手書き図解の特集はそれ以上に楽しく読むことができた。

 思考を整理したり発想を固めたりするために、手書き図解を使いこなせるようになりたいものだと感じた。

日経ビジネスアソシエ2016年5月号

日経ビジネスアソシエ2016年5月号

 

手書き図解のための文房具あれこれ

 図解するためのノートは各種発売されているが、私が最近使い出したのが「マークス アイデア用ノート・エディット」というノート。横版のノートにはドットが打ってあり、付箋を使ってアイデアをまとめていくという方式だ。

 最近の資料はパワーポイントで横版を使うというタイプが主流なので、このノートも横版になっていて使いやすい。付箋に書いて貼っていくので、考えたことを整理するのにも便利だ。  

 クラウドファンディングから生まれた「バタフライボード A4」は、携帯できるホワイトボードとして重宝している。A4版の紙製ホワイトボードが4マイセットになっているが、磁石で繋いでスチール壁に取り付けたりできるので、少人数でのミーティング時にも重宝する。

 ホワイトボード用マーカーで思いついたことを書き留めて、書いては消し、消しては書くというのは案外楽しい作業だ。書いたメモはスマホのスキャンアプリを使って保存しておけば、後から資料を作る時にも役立つ。 

 会議の時などには普通のノートを持ち込むだけではなく、クリップボードに取り付けた方眼 紙を持参することにしている。不思議なもので、会議の席でいろいろな報告や説明を聞いていると、全く関係のないアイデアがポコンと思い浮かぶことがある。

 ひとつの情報で連想ゲームのように思い浮かぶことが多いのだが、そんな時に方眼紙があればササッとメモすることができて便利だ。これもまたスマホのスキャンアプリを使って取り込んでいるが、ちょっとした時に思い浮かぶアイデアというのは案外的を得ていることもあるのであなどれない。