原宿の大通りから一本裏に入った静かな通りに、小さいながらも落ち着く文具店があるという情報を知った。毎日配信されている文房具関連記事で読んだのだが、実際に行ってみたら噂どおりの素敵なお店だった。
原宿の小さな文具店「¬e JINGUMAE」
原宿の神宮前交差点は、平日でも休日でも、昼でも夜でも人通りの多い交差点だ。しかし、一本裏に入ると小さなお店やマンションなどが並ぶ静かな通りになる。
そんな静かな通りにあるのが、原宿の小さな文具店「¬e(アンドノート)」だ。静かな通りの小さなビルの一階に入っているこのお店は、前面がガラス張りで道路からも明るい店内が見えるため気軽に入れる雰囲気がある。
それほど広い店内ではないものの、お店の方が選んだこだわりの文房具類が並んでいて楽しい。定番の商品も揃っているが、あまり目にしたことのない商品などもたくさんあって、文房具好きにとってはたまらない空間だ。
商品は用途別に並べられているわけではなく、例えば「黄色い文房具」がずらりと並べられた棚があったり、マスキングテープだけが綺麗に並べられている棚があったりする。ひとつひとつの棚にはたくさんの商品がずらりと置いてあるので、小さなお店ながらじっくりと見て回りたくなるし豊富な品揃えだ。
お店に入ってくるお客さんは原宿という場所柄もあって若い人が多いが、若い人ばかりではなく様々な年齢の方を目にした。原宿というと若者の街として有名だが、私のような中高年男性が店内にいてもそれほど目立たないのがありがたい(たぶん目立たないと思う)。
原宿にある小さな文具店は、女性同士でもカップルでも、もちろん男性一人でもゆっくりと楽しめる落ち着いた雰囲気の文具店だった。
■「¬e JINGUMAE」
東京都渋谷区神宮前6-32-5 ドルミ原宿1F
営業時間 / 11:00~19:00
定休日:不定休
お店の雰囲気は店主が作るのだと思う
http://www.and-note.com/#!access/c12ce
お店の商品を色々と見た後に、表紙付きの付箋紙や紙製のペンケースなどを買わせていただいたが、商品を購入する際に若い女性店主さんと少しお話をさせていただいた。
文房具のウェブ情報を見て来店したこと、文房具好きだがこういったお店に一人で入るのはためらわれることなど、私の他愛のない話にも素敵な笑顔でお付き合いいただいた。ありがたいことだと思う。
そういう店主さんの人柄というのは、小規模な店舗ほどお店の雰囲気として表れるのだろう。一人で行っても大勢で行っても、ゆっくりと商品を見て楽しめるお店だなと感じたし、機会を見て再訪したいなとも感じた。
文房具情報を得られる「毎日、文房具」
私がいつも楽しく読んでいるのが「毎日、文房具。」というサイト。新商品情報や文具店情報など文房具に関する様々な情報が掲載されているサイトで、文房具好きの方であれば必ずチェックしているのではないだろうか。
今回訪問した「¬e」もこのサイトで知った。店内の様子はこちらのサイトに綺麗な写真でアップされているので、ぜひご覧いただきたい。
思わず買いたくなる商品や行きたくなるお店の情報が掲載されているこのサイトは、文章の書き方や写真の撮り方を学ぶこともできる充実したサイトだと思う。