封筒の宛名部分に朱書きで内容物を示すことがある。郵便であれば「書留」だったり「速達」だったりという表示だが、それ以外にも「親展」だとか「重要」というスタンプが押されることもある。
大切な書類を間違って破棄したり本人以外の人が見たりしないための方法だが、これをちょっとだけもじって、コミュニケーションを円滑にするというゴム印が発売されている。
クスッと笑えるコミュニケーション印
先日ネットで見つけたのが「コミュニケーション在中印・科目印」という商品。思わずクスッと笑ってしまうような、とても楽しいスタンプだ。
http://h-concept.jp/fs/hshop/zaichu-in
在中印は「ほんの気持ち在中」「御疲れ様在中」「有難う在中」の3種類がある。キャンディーやチョコレードなどお菓子のおすそ分けや、懇親会への寄付などを入れるのに良いかもしれない。
茶封筒というのは見た目が少しチープな感じを受けるが、このゴム印が押してあれば逆に「仕事関係の書類が入っているみたいだ」と思われて楽しく感じるだろう。黙って置いておけば仕事関係の書類と思われるかもしれない。
http://www.koncent.jp/?pid=88643968
科目印は「飲み会要請」「本日暇」「業務外連絡」の3種類。横版の小さなゴム印なので、写真のように付箋に押して机の上や書類に貼っておくのが面白い。
ちょっとしたことだが、コミュニケーションを図るのにはとても効果的だなと思う。こういうアイデアというのは、遊び心がないと考えつかないかもしれない。
スタンプ台にも種類がいろいろある
ところで、ゴム印を押すために必要なのがスタンプ台だが、これにもいろいろな種類があるのをご存じだろうか。耐水性のものや速乾性のものなどさまざまなので、用途に合わせて選ぶことができるようになっている。
「不滅スタンプ」であれば水に濡れても消えにくいし、「速乾タイプ」であれば複数の紙にぺたぺた押しても広げておく必要がない。
最近ではシャチハタのようにインクが事前にしみこませてあるタイプが多いが、ゴム印をいろいろな用途に使うのであれば、あえてスタンプ台を使うというのも良い方法かもしれない。
「袋に入れて渡す」という習慣をつけよう
ちょっとした資料やお金を渡すのに、袋に入れて渡す人というのは案外少ない。特に、お金を袋に入れて渡す人というのは案外少なくて、例えば飲み会の代金だったりちょっとした小銭などは、袋に入れずそのまま渡すという人が多いのではないだろうか。
私も若い頃は何も気にせずそのまま渡していたが、ある時知人に「お金を渡すときには袋に入れるのが礼儀だよ」と教えてもらった。剥き出しのお金をそのまま渡すのは失礼だという考え方だ。
日本には「裸銭」という言葉があって、袋に入れずにそのままお金を渡すのは失礼だと言われています。日本はモノを「包んで渡す」という文化があるので、そこから派生した考え方だと思う。確かに、何か品物を贈る場合には品物を剥き出しのままで渡すのは失礼ですし、お金もそれと同じことだという考え方だろう。
そんなことは気にしないよという方もいれば、お金をそのまま渡すのは失礼だと感じる方もいるということであれば、可能な限り封筒に包んで渡すのが礼儀というものだろう。そんな時のためにちょっとしたぽち袋を用意しておいたり、封筒を用意しておくことは必要ではないだろうか。