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ビジネスシーンでも活躍する油性ボールペン「コクーン」は抜群の書き心地

 私は着るものや持ち物に対してのこだわりが薄く、スーツは吊るしもので十分だし、時計や靴もブランド物には縁が無い。着るものであれば「清潔感があるもの」を、持ち物であればいわゆる「感じの良いもの」を持っていれば事足りる。

 仕事で使う文房具も基本的には機能的なものを選ぶようにしているが、外出先や訪問先ではちょっとだけ見栄えの良いものを使っている。高価なものでは無いが、書き心地の良さと見栄えの良さを考えると非常にコストパフォーマンスが良い商品だからだ。

書き心地抜群の油性ボールペン

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 ここ数年来愛用しているのが、パイロットの油性ボールペンコクーン (シルバー)という商品だ。油性ボールペン独特のぬるっとした書き心地で、小さい文字も難なく書くことができる。

 2013年の人気文具大賞2013でも取り上げられたボールペンだが、特筆すべきはペン自体の重さとバランスが絶妙なこと。手に持つと少しズッシリとした重さを感じるが、書いていても手が疲れないのは、やはり本体のバランスの良さがもたらすものだろう。

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 コクーンの重心はこの位置にある。中心よりも少し上部側に位置しているが、この場所はコクーンを持った時にちょうど人差し指と親指の根元に位置する。そのため、書いていても本体がぶれず、重さを感じることなく書ける。

 手帳やノートに書く時にも油性ボールペン独特の流れるような書き味で、小さい文字を書くことの多い手帳でもストレスなく書くことができる。 メーカーサイトには「今を生きる20~30代の感性をダイレクトに刺激する新ブランド」というコピーが書かれているが、書きやすいうえに見栄えの良いこのボールペンは、若い世代だけではなく中高年が持っていても映えるだろう。

 ビジネスシーンでは書きやすさだけではなく見栄えも重要だと思う。モンブランのボールペンを使うほど立派な仕事はしていないが、外出先でメモを取る時にはちょっと気取ってこういうボールペンを一本持ち歩いていても良いだろう。価格も1500円ほどと気軽に使うことのできる価格だし、色も8色揃っているので好みに合わせて買うのも楽しい。

 私もコクーンを買ってからすでに3年ほど使っているが、常に手元に置いて使うほど手に馴染んでいる愛用品だ。

「ちょっとだけ贅沢」が心地よい

 一本数万円する万年筆やボールペンは、文房具好きにとっては憧れの商品だ。私も欲しい商品は数本あるが、気軽に買って使うというわけにはいかない商品でもある。

 一方で、今回ご紹介したコクーンのように、ちょっとだけ贅沢だと思える商品もある。通常の油性ボールペンが100円から200円前後だと考えれば、その10倍弱の値段のボールペンというのは「ちょっとだけ贅沢」という部類に入るだろう。いわゆる「自分へのご褒美」の範疇だ。

 安かろう悪かろうでは「ちょっとだけ贅沢」が「ちょっとした無駄遣い」になってしまうが、見栄えも書き心地もワンランク上だとなれば買って損はない。一本数万円のボールペンにはそれだけの価値と商品としての良さがあるのは否定しないが、庶民感覚でいえば「一本数千円」のボールペンというのは所有欲を十分満足させてくれるだろう。

 そういった「ちょっとだけ贅沢な文房具類」というものを探し出した時が、文房具好きの自尊心を満足させてくれるのかもしれないし、さらに文房具好きに拍車をかけるのかもしれない。