私が持っている道具は時々神隠しに遭う。確かバッグに入れたはずというものが突然見当たらなくなったり、失くしたと思ったものが棚の上にあったりする。他人から見ればただの忘れん坊なのだが、本人からすればまさに神隠し。こういうことがけっこう多い。
歳をとって忘れっぽくなったというわけではなく、子どもの頃からそんな感じだった。親は怒ったりあきれ返ったりしていたが、我が子の忘れん坊ぶりを見るにつけてさぞや不安だっただろう。
さすがにこの歳になると「単なる忘れん坊」に「物忘れ」が加わって、いつなんどき大切なものが神隠しにあうかわからない状態だ。そのためにも、多少かっこ悪いなと思ってもキーチェーンやネックストラップは手放せない。
大切なものはくくりつける
ビジネスバッグの中に入っている道具の中で、キーチェーンやネックストラップをつけているものはこれだけある。会社の身分証と入館用ICカードはそれぞれネックストラップに、免許証と鍵はキーチェーンに、IC定期券はストラップ付き木製ケースに入れている。
IC定期券はすぐに使えるようにビジネスバッグの金具に取り付けて外ポケットに、ネックストラップ類はバッグインバッグの所定の位置に、免許証と鍵はバッグ内のフックに取り付けている。
ビジネスバッグは長年持ち歩いているので忘れることがないし、これを置き忘れるようになったらもうダメだということだろう。逆に言えば、ビジネスバッグだけを肌身離さず持ち歩いておけば、大切なものを神隠しから守れるということになる。
キーチェンやネックストラップはいろいろなものが発売されているが、個人的には取り付けたものがグイ~ンと伸びるリール式のものを愛用している。キーチェーンもネックストラップも取り付けたものがグイ~ンと伸びるので、取り外して無くしてしまう、、、いや神隠しに遭うことを防ぐことができる。
使ってみるとこれが非常に便利で、間違って手を滑らせて落としてしまうということもない。スマホにはコード式のストラップをつけてポケットに止めているが、これもうっかり落として破損することを防いでくれている。
もともとスーツのポケットに物を入れるのが嫌いなのでバッグに入れるようになったのだが、鍵のように頻繁に取り出すものにはとても便利なアイテムだと思う。かっこ悪いなどと言ってはいられないし、そもそもそんなことを気にする年齢でもないだろう。
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休日にはバッグインバッグごと入れ替える
休日に出かけるときにはSmartFitのショルダーバッグを使っているが、財布や免許証など持ち歩くものは普段とほぼ同じなので、バッグインバッグごと入れ替えるようにしている。
ビジネスバッグからバッグインバッグを取り出し、休日には不要なもの(IC入館証など)はビジネスバッグに戻しておく。休日が終わるときには再びビジネスバッグに戻すので、その際に抜いていた道具を再びバッグインバッグの所定の位置に入れる。
こうすることで毎週ビジネスバッグの中を整理することができるので、使わないものを入れっぱなしにしてバッグがパンパンになることも防ぐことができる。神隠し予防とバッグの肥満対策にも有効な方法だ。
私は「カバンの中身A4Ver.5.0 583 BK (ブラック)」というバッグインバッグを使っているが、使っているうちに若干反ってしまうこと以外はとても使いやすい道具だと思っている。ご興味がある方はぜひ。
[カバンノナカミ] Kaban no Nakami カバンの中身A4Ver.5.0 583 BK (ブラック)
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とにかくシンプルが一番だ
モノがあるから失くすのであって、究極的な話をすれば「無いモノは失くせない」ということになる。だからこそ、使う道具にはこだわって良いモノを一つずつ揃えていくということも大切だろう。
ボールペンは一本だけ、ステープラーも一個だけ、付箋紙も一種類だけというように心がけておくと、いざという時に道具を探すという手間は省ける。
だからこそ新商品や便利そうな文房具はついつい買ってしまうのだが、それは文房具好きの言い訳の一つなのかもしれない。