気分はポレポレ よろず情報ブログ

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを随時更新中です!

携帯用ハサミがさらに進化してスリムになった「フィットカットカーブ ツイッギー」(プラス)

「この文房具をご存知ですか?」。ある日、職場のFさんから突然たずねられた。彼の手にはスティク状の道具が握られていて、一見するとサインペンのような形状と大きさだ。手に取らせてもらうとすぐにどのような道具かは分かったが、それは今まで知っていたモノよりも一段進化した商品だった。

よりスリムでより切りやすい携帯ハサミ

f:id:polepole103:20151214170452j:plain

 Fさんに見せてもらったのは、プラス社の「フィットカットカーブ ツイッギー」という商品。一見すると良く見かける携帯用のハサミだが、手にとってみると他の商品よりも一回り細い。

 プラス社では以前から”力を入れなくても切れるハサミ”を発売していたが、その技術を生かして、よりコンパクトに、より切りやすく改良された携帯用ハサミとして11月に発売された。

f:id:polepole103:20151214170522j:plain

 特徴はいくつもあるが、特筆すべき点は刃の部分がわずかにカーブしているところだろう。ほんのわずかのことだが、これだけで切れ味が大きく変わってくる。プラス社ではこの形状を「フィットカットカーブ」と名付けているが、なめらかなカーブを描いた刃は先端まで切れ味鋭く切ることを実現している。

f:id:polepole103:20151015191715j:plain

http://bungu.plus.co.jp/product/cut/twiggy/twiggy.html

 携帯型のハサミは、用途として糸やタグなど細いものや細かいものを切ることが多い。切れ味の良さはは使いやすさに比例するので、ストレスなく使えるだろう。また、小さい力で切ることができるので、子どもやお年寄り、何らかの事情で手に力が入らない方などすべての人にとって使いやすい道具だといえる。

 コンパクトなだけではなく、ユニバーサルデザインの要素も兼ね備えた文房具だ。 

プラス はさみ 携帯タイプ フィットカットカーブ ツイッギー ブルー 34-575

プラス はさみ 携帯タイプ フィットカットカーブ ツイッギー ブルー 34-575

 

コンパクトなハサミと言えば

 私も以前、コンパクトなハサミをいくつかご紹介させていただいた。その際には「できるだけ小さい」という観点から選んだが、今回のように「小さい力で切ることができる」というのも、ハサミを選ぶうえで重要な要素だと感じた。

 そもそもハサミという道具は「一本あればいろいろと使える」と思いがちな道具であり、使用目的によって使い分けている人は少ないだろう。しかし、紙を切るのと布を切るのとではハサミの種類も替わるし、野菜を切ることができるものもあれば針金を切るハサミというものもある。

 よくよく考えてみると、ハサミは文房具であると同時に刃物でもある。当たり前のことだが忘れがちなことかもしれない。包丁に様々な用途と種類があるように、ハサミにも数多くの用途と種類があるのは刃物として当たり前のことだろう。

 包丁でハサミを切ることはないが、ハサミで肉や魚を切ることはある。そういう意味では、文房具類の中でも一種独特な立ち位置にある道具だといえるかもしれない。

情報を出すと情報が入ってくる

 今回ご紹介したハサミは職場の仲間が教えてくれたが、文房具や書籍のことをブログに書いていることで「これ知ってますか」とか「これ読みましたか」という声をかけられることが多くなってきた。

 自ら周囲に「文房具大好き!」と公言しているため、機能的に優れていたり珍しかったりする文房具を見つけると「驚かせてやろう」という気持ちが起きるのかもしれない。文房具好きの私にとっては非常にありがたいことだ。

 情報をアウトプットすると知識やノウハウが減ってしまうと考える人もいるが、逆にアプトプットすることで情報がインプットされるということもある。今回のことがまさにそれで、情報を発信し続けているからこそ自然と情報が集まってくるのだと思う。

 ブログを書くというのもひとつの発信方法だが、発信することが受信するためのきっかけになっているというのは、記事を書いていくうえでとても励みになる。