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シンプルさに引き寄せられた雑貨店「SyuRo(シュロ)」のブリキ缶

 雑貨や文房具というのは、時として引き寄せられるように買ってしまうことがある。機能や素材がよくて買うというよりは、とりあえず手元に置きたくなって、後から用途を考えるという感じだろうか。これを人は衝動買いと言うが、個人的には商品に引き寄せられるのだと思っている。

東京下町の雑貨店「SyuRo」のブリキ缶

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 先日ふと見かけて買ったのが、東京台東区蔵前にある雑貨店「syuro|シュロ」のブリキ缶(小)。模様が入っているわけでもなく、特別な加工が施されているわけでもない。無骨なまでにシンプルなブリキ缶なのだが、造りがとても丁寧な商品だ。

 缶の縁を指で撫でてみると、つるんとした感触で指に引っかかることもない。表面の細かい傷も味わいのように感じる。

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 内側はピカピカに磨かれていて、そこの部分に入っているロゴもシンプルで良い。職人さんがひとつひとつ作ったというだけに、丁寧な造りが随所にみうけられる。

 ブリキ缶の中に入っていた説明書を読んでみると、商品のコンセプトや扱い方などん関して素敵な言葉が並んでいた。

”本商品は、素材そのままを楽しんで頂く為に、錆び止め加工を一切使用しておりません。”

”手のひらで全体をなでていただくと、手の油でシミになりにくく艶と味を楽しんでいただけます。”

”いずれアンティークになる、シンプルな缶をお楽しみください。”

 この缶は職場のデスクの上でストック用の名刺入れとして使用しているが、シンプルなのに存在感があって良い。説明書に書いてあるとおり使うたびに手のひらでなでているので、いつかはアンティークな雰囲気をかもしだした逸品になってくれるのではないかと思う。

オリジナルのブリキ缶|シュロ - デザイン

価 格 1,575円(税込)
サイズ W100×D200×H50
素材名 ブリキ

下町にある素敵な雑貨店

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 「シュロ」は東京台東区鳥越にある雑貨店。隅田川や蔵前通りにほど近い、いわゆる東京の下町にある雑貨店だ。以前から気になっていたお店だが、ウェブショップを覗いてみても素敵な商品がたくさん並んでいる。

 おしゃれな雑貨というよりも、職人さんが心を込めて作った商品が数多く並んでいて、実際に手に取ってみたくなるものばかりだ。

 この界隈は昔ながらも喫茶店があったり、美味しい和菓子を置いてあるお店も多いので、機会を作って散策がてらぶらりと立ち寄ってみたいなと思う。

■雑貨店「SyuRo(シュロ)」

住所 東京都台東区鳥越1-15-7
tel. 03-3861-0675
open 12:00~19:00
定休日 日曜・祝日定休(仕入れによって不定休)

見つけたのは新潟のカフェだった

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 シンプルで素敵なShuRoのブリキ缶を見かけたのは、SyuRoの店舗ではなく新潟県燕市にある「ツバメコーヒー」だった。美味しいコーヒーを飲みながらくつろげるこのお店には、雑貨もたくさん置いてあって見てるだけでも楽しい。

 そこに置いてあったのが今回ご紹介したブリキ缶で、良いものをオーナーの目利きで置いてあることがよく分かる。良い豆を見極める力と、良い雑貨を見極める力は同じなんだろうなと思った次第だ。

oyakode-polepole.hatenablog.com