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おやこでポレポレ《文房具好きブログ》

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを更新中です!

夏の終わりを告げる花火大会

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」

 花火大会というと夏の終わりというイメージがある。夏の真っ最中にも花火大会が行われていると思うが、少年時代を九州の地方都市で過ごした私にとっては、やはり花火大会は夏の終わりをイメージさせる。

 先日も近所で大規模な花火大会が開催されたが、見物客が何万人も訪れる催し物なので少し離れた場所からのんびりと見物した。

同じ花火でも距離によって感じ方が異なる

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 花火大会会場を眼下に臨める小高い場所までやってきて、家族揃ってのんびりと遠目に花火を楽しんだ。街並みのすぐ向こうに大きな花火が見えるというのは、東京ならではの光景かもしれない。

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  花火は近くで見るのが一番だとは思うが、年齢を重ねてくると人込みに混ざってまでも見るという元気はなくなる。もちろん、近くで見た方が音も光も空気の振動も含めて、身体中で花火の感動を味わうことができる。

 しかし、遠くから見る花火もなかなか捨ててものではなく、音もなく夜空に広がる眩い光を見るもの落ち着いた雰囲気でなかなか良い。遅れて届く音も光と音の差を感じて、非日常的な雰囲気を味わうことができる。

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まだこれから行われる花火大会

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 るるぶ.comでは「全国花火大会&夏祭り2015」という特集が組まれているが、今後のスケジュールを見るとまだまだ各地で花火大会が開催されるようだ。

 今週末も北海道から九州まで、16箇所で花火大会が予定されている。数百発から1万発以上までと開催規模は様々だが、夏の終わりを告げる花火大会は賑やさと郷愁とが混ざった独特の雰囲気なのではないだろうか。

花火大会は鎮魂の意味合いもあるのだろうか

 以前ご紹介した「ギンカムロ」は花火師を主人公とした物語だが、亡くなった人の魂を鎮魂をテーマとした内容だった。

 打ち上げ花火が日本で盛んになったのは、江戸時代に入ってからという説があり、思ったよりも近年になってからなんだなと思う。中国から伝わった火薬が武器として日本にも伝わり、その後観賞用の花火が伝わってきたらしい。

 日本ではなぜ夏に花火大会が数多く行われるかについては諸説あると思うが、そのひとつにお盆の前後に鎮魂の意味を込めて始まったという説がある。小説「ギンカムロ」の題名ともなった銀冠(ギンカムロ)は花火の種類で、銀色に輝く花火は高潔な雰囲気を持った花火だ。

 古来から炎は魂を浄化し悪霊を祓うものとして扱われてきたが、轟音を放ち夜空に火花を散らす打ち上げ花火は、同じように鎮魂と悪霊退散のために行われたのだろう。人が集い人が感動する打ち上げ花火にどこか郷愁を感じるのは、古来から続いているそいういった雰囲気を自然と感じるからかもしれない。