読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おやこでポレポレ《文房具好きブログ》

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを更新中です!

【夏休みの工作】「親子で作る”絆と思い出メモ帳”」を作って楽しもう

文房具 文房具-活用方法

 

 モノづくりのワークショップを時々頼まれることがある。それほどモノづくりの技術が私自身にあるわけではないのだが、むすこが小さい頃からたくさんのワークショップに参加してきたことや、数年前に森林ガイドの講習を受けて資格を取ったことが役立っている。

 以前、ご縁があって保育園での「親子手漉き紙ワークショップ」を行ったが、そのご縁で今回は「親子で楽しめるメモ帳づくり」を行なった。

手漉き紙を使ったメモ帳づくり

 f:id:polepole103:20150725112605j:plain

 ワークショップを行ったのは都内の某保育園。在園児とその保護者を対象としたワークショップで、「親子で思い出に残るメモ帳をつくろう」がテーマだ。暑い日にもかかわらず、大勢の方が参加しくださった。

 今回の主旨が「親子で思い出に残るモノをつくる」ということだったので、事前にいろいろと考えて「並べるとひとつの絵になるメモ帳」を作ってもらうことにした。メモ帳の本体部分は100円ショップのメモ帳を利用しても良いが、今回は知り合いの印刷所に頼んで事前に作ったものを使用した。

f:id:polepole103:20150725102425j:plain

 まずはメモ帳の表紙を作成する冊数分だけ並べ、マスキングテープで仮止めする。こうやって数枚の表紙をひとつのキャンパスに見立てて書くことで、並べると一つの絵になる手帳ができあがる。

f:id:polepole103:20150725102434j:plain

 いきなり絵を描くというのはなかなかハードルが高いものだが、参加者は悩みながらも思い思いの絵を描いていた。このへんはさすがに子育て真っ最中の親御さんならではだなと感心した。

 お父さんが子どもさんのために一生懸命に絵を描いている組もあれば、お子さんに好きなように描かせて保護者は補助役に徹している組もあり、それぞれに楽しい雰囲気でワークショップは進んでいった。

手形を押して思い出を残す

f:id:polepole103:20150725121619j:plain

 今回のワークショップのもうひとつの趣向は、「お子さんの手形を表紙の裏に押す」というもの。お子さんの手形や足形をとっておくというのは誰しも思うことだが、子育てに忙しい時期はなかなかそういう機会を逃してしまう。だからこそ、こういったワークショップに参加して手形を残すのは意味のあることではないだろうか。

 手形用として絵の具を溶かして布に染み込ませ、それをスタンプ台代わりにして使ってもらった。ここにお子さんの手をポンポンと置いて、手形をペタッと表紙の裏に押してもらう。ドロドロの絵の具に尻込みをして泣き出す子もいれば、泥遊びのようにペタペタと楽しそうに押す子もいて反応は様々だ。

f:id:polepole103:20150725121623j:plain

 尻込みする子も率先して手形を押す子も、それぞれがその子の個性。どちらが良いというわけではなく、手形を押すことを親子で一緒に行ってもらうことで、親子のふれあいの機会をつくることになったのではないかと思う。

 それ以上に、ワークショップを開催した私たち自身が、参加した皆さんの笑顔と園児たちの可愛い笑顔とで元気をいただくことができた。

幼児向けのワークショップは短時間に集中して行う

 以前、手漉き紙のワークショップを行った時にも気づいたが、幼児とその保護者とのワークショップを行う場合には時間配分に気を配らなければならない。実際に作業をしている時間は30分程度が理想的で、それ以上になると子ども達が飽きてしまったり眠くなってしまったりするようだ。

 もちろん、長い時間でも集中して作業を行える幼児もいるが、参加型のワークショップであれば平均的な時間に合わせた方が良いだろう。また、出来上がりの品質よりも親子での会話が増えるようなカリキュラムを作ることが大切だと改めてそう感じた。

 最初に簡単に保護者向けのアイスブレイクを行い、次に簡単に作業手順をレクチャーする。それが終わったらすぐに作業に入ってもらうのが理想だろう。今回作業時には最低でも2組に対して一人の補助者をつけたが、作業の手助けだけではなく幼児の相手をするということもできる人が望ましいだろう。こういった工作ものというのは案外保護者の方が熱中するものなので、お子さんは相手にして欲しくなりぐずり出してしまうこともあるからだ。

 さらに、絵を描いたら次に手形を押し、タイミングを見てマスキングテープで遊ぶというように、テンポ良くいろいろな作業を組み合わせることで幼児が飽きることを防ぐことにつながる。ここも意識しなければならない部分だと感じた。

 今回のワークショップは無事に楽しく終了することができたが、私にとってもとても勉強にあるワークショップとなった。カリキュラムをもう少しブラッシュアップして、次の機会に備えることにしたい。