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【夏休みの工作】夏休みの思い出にオススメ「貝殻キャンドル」の作り方

 夏休みに入ったと同時に、関東甲信越は梅雨が明けて暑い日になった。梅雨の最中も真夏日が続いたが、梅雨明け後の真夏日はさらに暑さが厳しいように感じる。

 子供達も夏休みに入り、これからは家族で海や山に出かける機会が増えると思うが、海に出かけるときに楽しむのは海水浴と貝殻拾いだろう。特にお子さんが幼い場合には、海に入るだけではなく砂のお城を作ったり貝殻を拾ったりする遊びも多いと思うので、持ち帰った貝殻を使ったキャンドル作りも楽しいと思う。

ロウを溶かしてキャンドルに作り直す

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 使い古したロウソクがあればそれを砕いて溶かせば良いし、なければ100円ショップなどで売っている太いロウソクを買ってきて砕いても良い。キャンドル作りは溶かしたロウにクレヨンを混ぜて色をつけ、型に入れて固めるだけと簡単に行うことができる。

 完成させるためにはキャンドルの芯が必要となるので、ロウソクを砕いたときに残る芯は捨てずにとっておこう。

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 溶かしたロウを流し込む容器代わりに、細めの竹を切った竹筒と貝殻を用意してみた。貝殻はかなり以前に家族で遊びに行った海岸で拾ったものだが、持ち帰ってから綺麗に洗って塩分を十分にとっておくことが必要だ。

 竹筒はキャンドルナイトなどの際に安定していて良いし、安定感もあって見栄えも良いのでオススメだ。

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 今回はアウトドア用のシェラカップを使用したが、大きさ的にはこれくらいのものが扱いやすい。細かく砕いたロウソクのかけらを入れて溶かし、すっかり溶けたら削ったクレヨンを入れて良くかき混ぜる。

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 クレヨンがロウに綺麗に溶けたら、用意した型に入れる。徐々に固まってくるので、固まり始めた時に使い古しのロウソクからとった芯を中央に刺しておけば完成だ。芯がない場合にはタコ糸を代用しても使えるので試してほしい。

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 作ったキャンドルの中でもお気に入りは、巻貝を使ったキャンドル。ただし、クレヨンを溶かし過ぎてしまったので、色が少々濃くなってしまった。溶かしたロウにクレヨンを入れてみて「まだ薄いかな?」と思うぐらいが、固まってからはちょうど良い色になるようだ。

 また、青よりも黄色のように明るい色の方が出来上がりが綺麗に見えるような気がする。複数の色を使って試してみるのも楽しいのではないかと思う。

キャンドル作りはなかなか奥が深い

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http://tsubamecandle.jimdo.com

 キャンドル作りといえば、個人的に大好きなのが「つばめキャンドル」が作る色とりどりのキャンドルだ。ロウを溶かして丸いチップにし、それを積み重ねて季節や行事に合わせた様々なキャンドルを作っているチームだ。

 「つばめキャンドル」は燕市社会福祉協議会就労支援センター内(新潟県燕市)のキャンドル製作チーム。「障がいがあっても、社会とつながりながら仕事に誇りをもって働くこと」を大切にしながら活動を続けている。

 出前ワークショップなども行っているようなので、ご興味のある方は以下の記事も参考にしていただきたい。

oyakode-polepole.hatenablog.com

モノづくりは親子の会話を楽しくさせる

 「夏休みの工作」というとどうしても勉強の延長線上だと捉えがちだが、家族での共通話題として取り組むと楽しく作ることができるようになる。私も子どもの頃は工作や植物採集などを夏休みの宿題として取り組んでいたが、自分一人でやると面白くもなんともなかったことを思い出す。

 逆に、母親と一緒にお弁当を持ってハイキングがてらに外に出て、いろいろな植物をとってはノンビリと景色を眺め、家に帰ってから一緒に新聞紙に挟んで上に本を乗せて乾かしたり、採集してきた植物を一緒に写生したりしたことは楽しい思い出として残っている。

 毎年そういったことをやってもらっていたわけではないが、親と一緒に何かをやるというのは子どもにとってはそれだけでも楽しい思い出になるだろうと思う。逆に、親にとっても楽しい思い出として残るので、毎日仕事で忙しくて疲れていても、そこはぐっとこらえて休日にモノづくりをするというのは大切なことだろう。

 我が家にもむすこが幼い頃に作ったものが大切に保存されているが、それを見るたびに一緒にモノづくりをしておいて良かったなと思う。思い出は自ら作るものだということだろう。