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おやこでポレポレ《文房具好きブログ》

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを更新中です!

IKEA開発中の「災害難民用シェルター」が画期的で思わず唸ってしまう出来栄えだ

ビジネス

 先日は日本全土が揺れる広範囲の地震が発生し、鹿児島県の口永良部島では大噴火が発生、5月の平均気温は観測史上最高の暑さになった。いまさらながら自然はコントロールできないということに気づくとともに、自然のありがたさと怖さの両方を感じてしまう。

 口永良部島の噴火も長引くことが予想されており、長期の避難生活を余儀なくされるのではないかという懸念も生まれている。住み慣れた家から長期間離れなければならない事自体もたいへんなことだし、避難所での生活はプライバシーの観点からも精神的にきつい。そのような事態に活用できるシェルターが家具専門店で開発されている。

IKEAが開発中の低価格シェルター 

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http://wired.jp/2013/07/12/ikeas-innovative-new-refugee-shelter/

 IKEAは家具を組み立て式にすることで価格を低減している家具販売店だが、その発想を活かして災害難民用のシェルターを開発している。現在は、イラクやレバノン、エチオピアなどの難民キャンプでテスト使用を行っており、寒さの厳しい地域では人々の命を救うシェルターとして活躍しているようだ。

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http://www.wired.com/2013/07/ikeas-innovative-new-refugee-shelter/

 構造はパイプフレームの上にプラスチックのパネルを取り付けるというシンプルさだ。工具を一切使わずに組み立てられるというのもIKEAらしいし、組み立て時間も約4時間と非常にすばやく建てることができる。

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http://www.wired.com/2013/07/ikeas-innovative-new-refugee-shelter/

 長方形のシェルターは延べ面積が17.5平方メートルあり、畳の大きさでいうと約11畳ほどの広さ。大人5人で使うことができる広さで、寝室部分と生活部分とに分けて使うこともできそうだ。

 日よけカバーとソーラーパネルを完備しているので、夜間の照明用電源も確保することができるだろう。また、プラスチックパネルを交換することによって寒冷地での使用も可能となるようなので、地域を問わず世界中で使えるシェルターだといえそうだ。

 課題となっているのはドアに鍵がついていないこと。開け閉めできる鍵付きのドアや窓をつけるとコストがかなり高くなってしまうので、これからの開発に期待したい部分だ。

 価格も現在は日本円で75万円ほどするようだが、大量生産を行うことで日本円で10万円ほどに下げることも可能となるとか。シェルター以外にも使用用途が広がりそうな商品なので、少しでも早い本格的な商品化を期待したい。

www.wired.com

とにかくスケールの大きさが特徴のIKEA

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 「IKEA(イケア)」(IKEA International Group)はスウェーデン発祥の家具販売店で、ヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアなどに出店している世界最大の家具販売店。

 日本では千葉県の「IKEA船橋」、東京都の「IKEA立川」、「兵庫県の「IKEA神戸」、埼玉県の「IKEA新三郷」、福岡県の「IKEA福岡新宮」、神奈川県の「IKEA港北」、大阪府の「IKEA鶴浜」、宮城県の「IKEA仙台ミニショップ」の8店舗を展開している。

  IKEAの店舗はとにかく広い。昨年オープンしたIKEA立川に行ったことがあるが、売り場面積は約4万平方メートルで国内店では2番目の広さ。その広い店内が巨大迷路のように通路が走っており、モデルルームかと見間違うようなディスプレイで区切られている。

 広い店内にディスプレイされた商品を見ながら歩くのは楽しいし、途中で休憩するためのカフェテリアがあるというのも心憎いレイアウトだ。週末は家族連れでにぎわうというのもうなずける気がする。

本業にとらわれない自由な発想が大切だ

 IKEAのように本来販売している分野以外に商品枠を広げるというのは、企業にとってもメリットの大きいことだと思う。しかも、それが国際貢献や社会貢献につながるのであれば、企業イメージが高まることも含めて効果が高い。

 最近では他業種同士のコラボ戦略も進んできていて、例えばガソリンスタンドの中にコンビニが出店していたり、家電量販店と服飾量販店とが共同で店舗を立ち上げたりするという例を見かける。

 そういった今までの枠にとらわれない取り組みを企業が行うことによって、消費者は便利になるだけではなく、より高い価値の商品を利用することができるようになる。利益をあげながら社会的にも貢献するという考え方は、これからの企業にとっては必要不可欠なものになるのかもしれない。