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格安万年筆でもパーカーの書き心地は優秀だった/PARKERアーバンファーストトラック

 万年筆は筆記用具の中でも特別な物だと思っていた。価格も一般的に高額だし、書き方も他の筆記用具に比べると少し異なる。もともと自分自身が使い慣れていないかった筆記用具だけに、勝手に敷居が高いと思っていた節もある。しかし、最近は千円ちょっとの価格で書きやすい万年筆も発売されるようになり、自分自身の中でも敷居が徐々に下がってきた。

■5000円以下で買える万年筆の実力

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 先日文房具関係の書籍「【完全ガイドシリーズ073】文房具完全ガイド (100%ムックシリーズ)」で読んだのが「U5000円 格安万年筆 最強格付け」という特集。5,000円以下の万年筆の特集で、形状や重さや書き心地など様々な検証が行われていた。

 最近では入門用の万年筆がいくつも登場しており、「パイロット 万年筆 カクノ 」はその代表格だろうし、「ペリカン ペリカーノJr 」の書き心地の良さも見逃せないところだと思う。


 万年筆を常日頃から愛用されている方には笑われるかもしれないが、今さらながら万年筆の魅力に引き寄せられるようになってきて、ブログや各種サイトなどで万年筆のことを調べ始めた。

 ペン先の種類によって「ヌルヌル系」とか「カリカリ系」という書き心地の表現があることも知り、また引くように書いていくという万年筆独特の書き方も遅まきながら知った。そうなるともう少し高価な万年筆を使いたくなるというのも人情で、前出の特集も食い入るように読み進めていった。

■考えた末の「パーカー・アーバンファーストトラック」

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 先日、文具店で実際に書かせてもらい気に入ったのが「PARKER アーバン ファーストトラック」という万年筆。雑誌やネット上で人気の高さを知っていたものの、やはり実際に使ってみなければ書き心地が分からない。

 実際に書かせてもらうと細字ながらインクの出も滑らかで、何よりも滑らかな曲線を持ったフォルムと適度な重さのあるところが気に入った。 

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 書き心地はいわゆる「カリカリ系」で、手帳などに細かい字を書いてもしっかりとした字を書くことができる。ペン先は他の万年筆よりも一回り小振りなので好みが分かれるところかもしれないが、細かい字を書くのであればこの小ささが逆にプラスに働いているように思える。

 定価は5,400円だがAmazonでは3,190円で販売されていたので、 この辺りが実勢価格なんだろうと思う。ペリカーノジュニアで万年筆で書くことの楽しさを覚えたので、次のステップアップとしては適度な価格ではないかとも思う。

 普段使いで会議などの時に使うペンとしては、持っているだけでも楽しくなるような万年筆だし書くのが楽しくなるのは間違いない。 事務職としては、こういった「使うのが楽しくなる筆記用具」を持つことで、仕事に対するモチベーションも上がりそうだ。