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読書量を増やすための3つの習慣

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 昨年もたくさんの本を読んだ。子どもの頃から本を読むのが好きだったが、年齢とともにその傾向が強くなってきたような気がする。

 2014年は年間170冊ほど読むことができたが、まだまだ読み足りないというのが実感だ。この冊数が多いのかどうかは比較する対象がないので何とも言えないが、読書量を増やすために習慣づけていることがいくつかある。

■習慣その1:気になる書籍はとりあえず買っておく

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 書店好きなのでほぼ毎日書店を覗いているが、好きな作家さんの新刊や気になるタイトルの本を見かけたら、裏書きやあとがきを読んで気になったらとりあえず買っておく。また今度買おうと思うと結局買い損なってしまうことが多いので、とりあえず買ってしまう。

 さすがに単行本はちょくちょく買うことができないので、文庫本を中心に買うことになる。多い時には読まないで置いておくという、いわゆる積読書籍が5冊や6冊になってしまうことがある。もったいないような気もするが、いつでも読みたい時に読みたい本があるというのは読書量を増やすには書かせない状態だと思う。

 新刊の情報はネットや新聞などでも得ることができるが、書店の平台を眺めて歩くのが一番ではないだろうか。また、レジ周辺には新刊の発売日予定や書籍名が掲示されていることもある。

 ネットなどで流れている情報も有益だが、文庫本のあとがきを読むことで得られる情報の方が多い。また、オカルト的な言い方になってしまうが、本を手に取った時の瞬間的なフィーリングのようなものも大切にしている。

■習慣その2:読書時間は探すのではなく作る

 読書量を増やすためには、まずは本を読む時間を作ることが必要だ。なかには「速読できるので1時間で一冊読める」という人もいるが、私にはできないし本を読むゆったりとした時間が好きなので速読とは縁遠い。

 「いつ本を読んでいるんですか?」と聞かれることがあるが、わざわざ読書時間を作るというよりも「何もしていない時には本を読んでいる」という感じだろうか。ある意味では活字中毒なのかもしれない。

 一日の中では「通勤時」「寝る前」というのが必ず本を読んでいる時間だが、それ以外ではテレビを見る時間を読書にあてていることが多い。多いというか、基本的にはテレビをほとんど見ないので、「テレビを見る替わりに本を読んでいる」という方が正解かもしれない。

 テレビはこちらの都合に関係なく情報が押し寄せて来るので苦手だ。情報を得るなら新聞かラジオで十分だと思っている。

■習慣その3:読んだ本を記録する


これは便利、Web上の本棚「ブクログ」の使い方 - おやこでポレポレ

 以前ご紹介した「Web上の本棚『ブクログ』」というサービスを利用しているが、読んだ本を記録しておくことは大切だ。単に何を読んだかを記録するだけではなく、簡単でも良いので読後の感想を記録しておくことで自分なりのまとめができる。

 本好きであれば自分がどんな本をいつ読んだかということを記録することは、読書をするうえで単純に励みになると思うし、シリーズ物の新刊を買う時には物語の流れを振り返ることもできる。

 また、年間でたくさんの本を読むと置き場所に困ること言う自体も発生するが、記録しておくことで思い切って書籍を処分することもできるようになる。私はよほど気に入った書籍以外は古書店に持ち込むか寄付をすることにしているので、こういったWeb上で読んだ本を記録するサービスはとても重宝している。

■まとめ

 いたずらに読書量を増やすことは決して良いことではなく、読書に何を求めるかが大切だと思う。私の場合には、小説の世界に入り込むことで気分転換が図れるというのが一番の目的で、結果として年間の読書量が増えている。

 また、読書をする時間が多いと活字を読むことに抵抗がなくなり、必要に迫られて資料を読み込んだり何かを学んだりする時に役立っている。二次的な効果だが、活字を読むのが苦ではないというのは得なことだなと思ったりもしている。

 最近では電車の中でも駅や空港の待合室でも、スマホの画面に見入っている人が多い。そんな中で時々文庫本を開いている人を見かけると、本好きとしては何だか嬉しくなってしまう。いつでもどこでもサッと開いて読める書籍は、今後モバイル端末がさらに進化したとしても不滅だと思う。