「地元のメリークリスマス」 #地元発見伝
Google Maps
地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝」
地元というと若干微妙な位置関係だが、都内の遊園地の中で私の地元から一番近い場所にあるのがよみうりランド。昔からある遊園地だが、冬の時期になると色とりどりのイルミネーションで彩られる遊園地だ。クリスマスには特別なイルミネーションが披露されるが、ほかの遊園地と少し違うのは不特定多数の年代が集まるということかもしれない。
■よみうりランドのイルミネーション
東京都稲城市にある遊園地「よみうりランド」。開業が1964年と半世紀も前から人々を楽しませている遊園地だ。冬の便りが聞こえるようになると開催されるのが「ジュエルミネーション」。300万球の宝石のようなイルミネーションの輝きが、今年も10月31日から始まっている。
山の斜面に沿ってゆっくりと昇っていくゴンドラに乗ると、ゴンドラの最大高度を過ぎた時点で突然目の前に光の洪水が現われる。敷地の上空を横切ってゴンドラの終点に着く頃には、気持ちは既に園内に飛んでしまっているという感じだ。
夏には大勢の人で賑わうプールも色とりどりのイルミネーションで彩られ、ハート型のイルミネーションが流れてくるなど演出も多彩だ。家族連れでも恋人同士でも十分に楽しめるイルミネーションイベントだと思う。
■よみうりランド「ジュエルミネーション」
期間:2015.2.15(日)まで
時間:16:30〜20:30
料金:大人1,000円、中高生600円、小学生以下無料
(シーズンチケットやフリーパスもあり)
http://www.yomiuriland.com/jewellumination/
■クリスマスには特別なイルミネーションが披露される
よみうりランドではクリスマス時期になると、12月25日までの期間限定でクリスマスバージョンのイルミネーションショーが開催されている。噴水の水が色とりどりのライトで照らし出され、リズムに合わせて噴水がまるでダンスを踊るように吹き上げられる。
水面の手前にも色とりどりのイルミネーションが施されているので、真っ暗な中で繰り広げられるクリスマスイルミネーションは、とても幻想的な風景を見せてくれる。
■来場者の年齢層がさまざまなのが特徴的
他の遊園地に比べて来場者の年齢層が多岐にわたっているのが、よみうりランドのひとつの特徴ではないかと思う。
日が沈んで寒さが足下からしんしんと忍び寄ってくるなか、園内一面に施されたジュエルミネーションを観に来るのは若い世代ばかりではない。家族連れや親子三代での来場者も多く見られ、そのため温かい休憩室もきちんと用意されている。親子三代で訪れる人が多いというのは、昭和30年代にオープンした遊園地だからこそかもしれない。
遊園地というのは昔は家族連れで訪れるというのが中心だったような気がするが、最近では若者向けのアトラクションを中心に運営している遊園地が多いため、どうしても年配社が訪れる機会が減ってきているように感じられる。
超高齢化社会を迎えた日本だからこそ、子どもからお年寄りまで世代を超えて楽しめる遊園地やイルミネーションスポットが増えてきて欲しい。そうすることで、経済の活性化にもつながるのではないかと思う。