今週のお題「今年買ってよかったもの」〈2014年をふりかえる 2〉
先日は「今年買って良かった文具類3選」をご紹介させていただいたが、雑貨店巡りをするのも好きなので、今回は雑貨類をご紹介させていただきたいと思う。文房具と雑貨は微妙に共通点があって、だからこそ色々なお店を覗くのは面白いし楽しい。
■新潟で作られた「サンタキャンドル」
何と言っても今年一番の買って良かった雑貨は「サンタキャンドル」。新潟の就労支援センターつばめキャンドル作られたキャンドルは、結婚式場のキャンドルサービス用のキャンドルで作られたという「幸せのおすそ分け」キャンドルだ。
何よりも製作チームである”つばめキャンドル”の想いや、商品に流れている物語が良い。モノづくりというのは単に作って売れれば良いというものではなく、作る人のことも考えた体制なども重要なんだということを教えてもらった。
一目惚れしました!クリスマスにピッタリの「サンタキャンドル」 - おやこでポレポレ
■畳屋さんが作る「畳ブックカバー」
本好きとしてはブックカバーにもこだわりたい。革製、布製などいろいろなブックカバーを持っているが、先日妻にプレゼントされたのが「畳のブックカバー」。群馬県の松屋畳店が作った畳ブックカバーは手触りが最高で、本を読んでいて畳の香りがするというのもまた良い。
畳の香りをかぐと子どもの頃の夏休みを思い出すが、そうじゃなくてもゴロリと畳に寝転ぶのは理屈抜きで心地よい。読書をしながらリラックスできるという不思議なブックカバーだ。
■夜長堂の手拭い「妖怪づくし」
東京調布にある大好きなカフェ「手紙舎 2nd STORY」で買った「妖怪づくし」という手拭い。大阪に拠点を持つ夜長堂さんの商品は、どれもこれも懐かしくて温かいものばかり。この手拭いもどことなく憎めない妖怪の様子に、見ているだけで頬がゆるむ。
今ではむすこの弁当包みとして大活躍しているが、むすこもカバンからこの手拭いに包まれたお弁当を取り出すのが楽しみらしい。大のお気に入りになっている手拭いだ。
【動画あり】個展『夜長堂の夢売り巡業「宴」』(at「手紙舎2nd STORY」)で買った手ぬぐいがかなり良い - おやこでポレポレ
■まとめ
文具類をご紹介した時にも書かせていただいたのが、「高いものには品質の良いものが多いが安いものでも品質の良いものがある」ということ。雑貨類も文具類同様に手軽に買って楽しめるアイテムが多いが、やはり価格と品質のバランスが取れているものが良い。
一言でいうと「持っているだけで楽しくなる雑貨」が私にとっての良い雑貨で、今日ご紹介した三つの雑貨類も見ているだけでついつい頬がゆるんでしまうものばかりだ。
ストレスの多い現代では、手軽に微笑ませてくれる道具が手元にあるというだけで、生活するのが何となく楽になるような気がする。だからこそ、普段の雑貨店巡りは止められない。「おじさんが雑貨店巡り?」という疑問符をものともせず、来年も雑貨店巡りにいそしみたい。