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過去へ戻れたら何をしようか?・・・ということを考えてしまう2冊

 時間をさかのぼったり先へ進んだりするというのは、人間が昔から空想してきたことだ。子どもの頃に読んだH・G・ウェルズの「タイムマシン」は衝撃的だったし、ドラえもんのタイムマシンやタイム風呂敷にはワクワクした。

 年令を重ねて大人になるとそんなSF的なことには関心がなくなるかというと、案外そうでもないらしい。最近立て続けにタイムトリップ物を2冊続けて読んでそう思った。

■10ヶ月遡るか30年遡るか

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 最近読んだ2冊はどちらも過去に時間が遡るという内容だったが、一冊は10ヶ月だけ時間を遡り、もう一冊は一気に30年遡るというものだった。どちらも人生をやり直したい登場人物達が時間を遡るという内容だ。

 2冊の物語で異なる点は遡る期間だけではなく、片方は主人公が男性でもう片方は女性。片方はサスペンス仕立てでもう片方はヒューマンドラマという点だろうか。

 逆に双方に共通しているのは、時間を遡って過去の失敗したことをもう一度やり直すという点。そして、やり直すことで確実に人生が変わっていくという点だった。当たり前と言えば当たり前だが、どちらも物語の進行に不自然さがなくスムーズに過去へのタイムトラベルが行われ、読者がハラハラしながらも登場人物達に感情移入をしてしまう内容だ。

 タイムトラベル物というとSFタッチが強いものを思い浮かべてしまうが、今回読んだ2冊はSF的な要素は最小限に抑えられているような気がした。

 物語の仕掛けはどちらもタイムとラベルという切り口だが、最後はかなり異なった結末を迎えるこの2冊。続けて読んでも食傷気味にはならないほど面白いと思う。 

リピート (文春文庫)

リピート (文春文庫)

 
リセット (双葉文庫)

リセット (双葉文庫)

 

 ■人生常にチャレンジ精神が大切

 子どもの頃は未来や過去を行き来するタイムマシンを想像してワクワクすることがあったが、これが高校生ぐらいになると試験前に「あ〜あ、タイムマシンがあれば一ヶ月ぐらい遡って勉強し直すのにな」と現実逃避的なことを思ったりした。そんなことを思うということは、毎回かなり成績が悪かったということでもあるが。

 社会人になってからも「過去に戻って自分の人生をやり直せればな」と思ったことがなきにしもあらずだが、振り返ってみると過去に失敗したことが現在の糧になっていることが多いなと感じる。

 そのためには常に好奇心を持って色々なことにチャンレジしていくことが大切で、チャレンジすることが多ければ多いほど成功体験が増え、失敗体験が薄まるのではないかと思う。小さな成功体験を積み重ねることが自信につながり、次のチャレンジに気持ちが向かっていく。

 人間やはりコツコツと努力を積み重ねることが大事なんだよなと、五十路を迎えて感じることが多い。