文具店や雑貨店などで面白いアクセサリーを見つけることがあるが、手帳のチャームとして使ったり携帯につけたりして気分を替えるのは楽しい。電子部品やキーボードキーを使ったこんな面白くて可愛いアクセサリーを見つけた。
■電子部品が可愛いロボットに変身
電子部品などでロボットのアクセサリーを作っているのが「マサノヴァアート」というウェブショプ。工業製品などに使う部品で作られたロボットが可愛い。
このアクセサリーを製作し販売を行っているのは、 芸術系の短大を卒業後に大阪府東大阪市で電子機器の製作所を手伝う田中潤さん。 家業の電子製作所を手伝いながら雑貨ブランドの「マサノヴァアート」を立ち上げ、 様々なロボットなどの可愛らしいストラップなどを作っている。
キーボードキーを使って作られた「キーボン」。ニコッと笑っている顔が可愛い。
価格はストラップ付で1,620円 (税込)。
電気部品を使用して作った「CN−3」。とぼけた感じが良い。
価格はストラップ付で1,512円 (税込)。
電解コンデンサという部品を使って作られた「ワンコン(A)」。電子部品がこんなに可愛いマスコットになる。
価格はストラップ付で1,512円 (税込)。
電子部品を使ってこういった様々なマスコットを作るというのは、柔軟な発想と遊び心がないと出来ないことだと思う。Amazonなどでも一部販売おり店頭にも並んでいるようだが、HPの方が商品が豊富にあって見ているだけでも楽しいのでぜひサイトを覗いて欲しい。
□「マサノヴァアート」
■柔軟な発想が新商品を産む
今回ご紹介したマサノヴァアートは情報系の雑誌で知った、キーボードで出来たロボットを見て「凄い発想だな」と感心した。考えつきそうでなかなか考えつかない発想だと思う。
製作された田中潤さんは実家が電子部品などを扱う仕事をされていて、その影響もあって電子部品を使ったロボットを発想されたようだ。しかし、それでも漫然と眺めているだけではこういったユニークな発想は出て来ないと思う。
世の中に出てくるヒット商品や評判になるサービスは、「自分でも作れそう」だとか「自分でも出来そう」だと思うことが多い。スマホのイヤホンジャックなどもその一つではないだろうか。
しかし、他人が作った物を見て真似をするのと何も無いところから作るのとでは大違い。キーボードキーをロボットに見立てて製作するというのは、柔軟な発想があってこそ生まれた作品だと感じた。
柔軟な発想をするためには色々な経験や体験を行ったり、関連するしないに関わらず書籍を読んだりすることも大切だろうと思うが、何よりも『好奇心』を持ち続けることが大切な気がする。
好奇心とセットになっているのは「ワクワクする心(気持ち)」。自分にそいういう気持ちがあれば、周囲にも「驚き」や「ワクワク感」を伝えたくなり、それが新たな商品やサービスを生み出す元になるのではないだろうか。
私もいつまでもワクワク感を求めて、常に好奇心旺盛なままでありたいなと思う。