今週のお題「海か? 山か?」
樹々の間をワイヤーやはしごを使って渡り歩き、 滑車を使って15mの高さから地面に滑り降りる。そんなスリル満点のアクティビティが富士山の麓にある。アドレナリン大放出の、大人も子どももターザン気分が味わえるスリル満点で爽快感が味わえる場所だ。全国14箇所にまで増えたこの施設で、夏休みだからこそ思い切り樹上を駆け巡りたい。
■樹上のアドベンチャー
中央道「河口湖インター」から車で10分。 山梨県鳴沢村の県有林に作られているのが「フォレストアドベンチャー・フジ」という施設。 カラマツやアカマツの大きな木々を使ったフィールドアスレチックの大規模版だ。
もともと2006年8月にここで始まったフォレスト・アドベンチャーは、現在全国13カ所にまで拡大してきている。自然の中で安全に冒険を楽しめるという点が、全国に拡大している理由のひとつなのではないだろうか。
料金は決して安くはないものの、一度この樹上の冒険を味わうと癖になるのかもしれない。
腰に岩登りの時に使うハーネスを装着して、 ワイヤーにカルビナとプーリーをつけて安全確保をおこなう。常にワイヤーにカルビナ等を装着して移動するので、万が一足が滑ったとしても安心だ。とはいえ、高さ5mから15mの場所を空中で移動するので、安全だと分かっていてもかなりのスリル感を味わうことになる。
途中途中に一息つくためのテラス状のプラットフォームが設けられているが、そこから臨む富士山は素晴らしい。写真は4月に訪れた時の写真なので雪景色だが、今は夏山の綺麗な富士山を臨むことができるだろう。
■想像以上に高い場所を渡り歩く
高い場所では地面からプラットフォームと呼ばれる待機場所まで15mほど。 ビルで言えば5階ほどの高さから見下ろす感覚は、高所恐怖症気味の私にはちょっと辛い。
ひとつのコースはいくつかのセッションに分かれていて、最後は必ずワイヤーを使って地上まで滑り降りることになる。ワイヤーにプレーリーと呼ばれる滑車を装着して一気に滑り降りるが、この時の爽快感が何回やってもたまらない。
料金はやや高めながら非日常が味わえるフォレストアドベンチャー。全国に13カ所あるのでお近くの方はぜひ。事前にサイトから予約することが出来るので、混雑を避けてサクサク回るためには朝一番の時間を予約するのがコツだと思う。
家族で行くのも良し、仲間同士で行くのも良しのアクティビティ施設。皆さんもぜひ!
■フォレストアドベンチャー・フジ
住所 山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-1
電話 090-3345-0970
料金 子供(~17才)2,600円 大人(18才以上)3,600円