2001年に営業を開始した「三鷹の森ジブリ美術館」。13年経った今でも人気の施設で、日時予約制ということもあってチケットの入手はなかなか難しい。しかし、施設のある三鷹市周辺ではチケットの特別枠がある。
■カフェで見つけた地元枠チケットの情報
時々寄るカフェの掲示板に「三鷹の森ジブリ美術館」の関連情報が貼り出されていた。何気なく見ていたが、よくよく見ると「地元枠チケットがある」という内容だった。人気の施設だけに行きたい人には嬉しい情報だろうなと思う。
地元枠チケットは正式には「三鷹市民及び近隣住民枠チケット」というらしい。対象となるのは三鷹市、武蔵野市、小金井市、西東京市に在住、在勤及び在学の方で、購入の際には住民票、免許証、保険証、外国人登録証明書、学生証などの証明証が必要となる。
価格が安くなるわけではないが、休みの日にはチケットがなかなかとれないという人気の施設だけに、こういった枠でチケットを確保できるというのはありがたいのではないだろうか。
■なぜ市民枠・近隣枠があるのか?
人気の施設なのに市がチケット枠を持っているのは珍しいなと思っていたが、三鷹市のホームページを見るとなるほどなと思った。「三鷹の森ジブリ美術館」はもともと三鷹市が作った施設だからだ。
正式には「三鷹市立アニメーション美術館」という名称で、三鷹市が運営及び維持管理を行っているようだ。
我が家でもむすこが幼稚園の頃には何回か遊びに行ったことがあるが、ネコバスや飛行艇の模型など、大人も一緒にワクワクできる素敵な場所だと思う。だからこそ、スタジオジブリが作った美術館だと思っていたのだが、今回のチケット枠の話で意外なことを知ることが出来た。
大人同士で行っても、親子で行っても存分に楽しめる「三鷹の森ジブリ美術館」。なかなかチケットが取れないという方は、三鷹市又は近隣に在住・在勤の方にお願いしてみるというのはいかがだろうか。
現在、8月までほとんどチケットが売り切れている状況のようなので、お願いしてみる価値はあるかもしれない。