ブログを書き始めて、早いもので10年目。ほぼ毎日記事を書くようにしているが、「書く」という行為をどうやって気軽に行えるかも継続するためには必要なことだと思う。私の場合には書くことに特化した道具を使うことで、ブログ記事を書く時間を捻出している。
■書くことに特化した道具「pomera(ポメラ)」
hatenaブログに引っ越してからまだ5ヶ月ほどだが、書きやすさに注力したブログサービスだけに、以前利用していたブログサービスよりも記事を書くのが格段に楽になった。
写真の貼り付けやアマゾン商品の紹介なども簡単に行えるほか、アップ済みの記事を修正する場合もワンクリックで行える。また、記事のカテゴリーを簡単に付与できたり、予約投稿機能を有しているなど利用価値は高い。
記事をアップする際にも携帯電話から記事をアップできるなど、モバイルブログにも対応しているのがうれしい。
しかし、昭和生まれ育ちの私にとっては、携帯電話やスマホで文字を入力するというのがとても苦手で、打っては間違い、打っては訂正ということを繰り返してしまうことになる。
そんなこともあって、私がブログ記事を書くときにもっぱら使っている道具はKINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 。数年前にちょっとしたブームになった道具だが、軽量コンパクトなモバイルPCやデバイスが数多く出てきてからは、やや下火になってしまった感のある道具だ。
それでも「書くことに特化した道具」としては、まだまだ利用価値は高いと思う。
■シンプルで使い勝手が良い
「pomera(ポメラ)」の良い点は、何といっても「書くだけ」という機能に特化していること。ネットにもつながらないし、写真を撮ることもできない。まるっきる書くだけの道具だ。だからこそ、文章を書いていて気がそれることもないし、メールが着信して気を取られることもない。
「書く」ということだけを考えれば、個人的には手帳やノートなどのアナログな道具の方が使い勝手が良いと思う。たとえ殴り書きであろうが、結局は早いし忘れにくい。
しかし、ブログ記事のように最後はネットにアップしたり、会議議事録のようにファイル化して配布することが目的であれば、テキストデータを作成してエクスポート出来る電子メモに軍配が上がる。
シンプルながら使い勝手の良い道具だと思う。
■キーボードタッチが好みだったりする
キーボードの間隔はフルサイズよりも2mmほど狭いものの、ホームポジションに指を置いたときにはそれほど違和感は感じない。キータッチもカチカチとした感触で、沈み込む深さもカチッとしていて悪くない。
この辺は個人によって好みが分かれるところだろうが、pomeraのキータッチはいろいろなレビューを見ても良いとされているので、こういう感じのキーボードを好きな人は多いのではないだろうか。
キーボード操作がスムーズにいかないとかなりのストレスになるので、店頭で一度触ってみることをオススメしたい。
■まとめ
pomeraはサッと取り出して必要なメモをとり、持ち運びがストレスにならないところが一番の利点だと思う。メモ帳代わりに使い、会社に戻ったり自宅に戻ってから、コード一本でテキストファイルがPCに取り出せるのもありがたい。
一方、PCでいろいろな情報を探したりメールを送受信することに慣れていると、ただ単に文字を打つだけの機械は物足りなさを感じるかもしれない。
自分の生活シーンの中で「文字だけを打てれば良い」という時間が多いのであればオススメだし、いやいや、モバイルPCがあるから大丈夫という方は使う必要が無いと思う。
自分の利用シーンをしっかりと思い浮かべて、上手に選択するのが良いのではないだろうか。
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