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書くことが楽しくなる「紳士なノート」

 文房具が好きで小物などをチョコチョコと買っているが、特に筆記用具は「安くても高くても使いやすいもの」を選ぶように心がけている。以前から気になっていた『書きやすい』と人気のノートは、評判どおりの書くことが楽しくなるノートだった。

■「紳士なノート」プレミアムC.D.NOTEBOOK

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 以前から気になっていたのが、「紳士なノート」と呼ばれているアピカのC.D.NOTEBOOK。評判どおりの滑らかな書き心地で、予想を上回る使い心地の良さだった。

昭和62年(1987年)に発売した大学ノート「C.D. NOTEBOOK」は、アピカの代名詞ともいえるロングセラー。

25周年の節目の年に発売する「Premium C.D. NOTEBOOK」。
定番の「C.D. NOTEBOOK」のプレミアムラインに位置するこのノートは、大人になったあなたにこそ、使っていただきたいノートです。
デジタル化が進み、文字を書くことが少なくなった現代。
そんな時代に私たちができることは、
上質なノート作りを通して、紙に書くことの大切さを伝え続けることだと考えます。(http://www.apica.co.jp/cd_notebook/25th/index.html)

 発売当時は私は既に働いていたため、勉強のためのノートというよりは仕事のメモをするためのノートとして使っていた覚えがある。糸綴じの、いわゆる”大学ノート”と呼ばれていたこのタイプのノートは、安価で使い勝手が良くて重宝していた。

 そういうイメージがあって「紳士なノート」の評判が良くても、なかなか買って使ってみようという気にはならなかった。なんと言ってもA6番の小さなノートでも価格が700円。「気楽に使えるノート」とは縁遠い価格設定だと感じていた。

■触って驚き、使って驚く

 ところが先日いつもの書店に行った時に、ふと目に留まったのが棚に整然と並んでいる「紳士なノート」。ちょうどブログのアイデアなどを書き留めておく手帳が欲しかったので、何の気無しに手に取ってペラペラっとノートをめくってみた。

 めくってみて驚いた。ノートの表面が絹のようにツルツルとしていて、妙に触り心地が良い。「これが紙なのか?」という単純な驚きも手伝って、エイヤと一冊700円するノートを買ってみた。

 使ってみてさらに驚いた。ボールペンで書いても万年筆で書いても、まるで手応えなくスラスラっと書けてしまう。しかも、ボールペンのインクはしっかりとその色を出し、万年筆のインクはにじまず乾きが早い。

 ストレスなく文字を書けるノートというのは、こんなに書くことが楽しくなるとは新鮮な驚きだった。私は決してアピカの回し者ではないが、「紳士なノート」が人気を博している理由が使ってみて初めて分かった。

 書くことが楽しくなるノート。さすがに”プレミアム”と名付けられるだけのことはある。