今週の一枚「さくら2014」
今まで使っていたのがCanonの一眼デジカメ「EOS 60D」。中級機として定評のあるカメラで、扱いやすくて本格的に撮影するのにもとても良いカメラだった。しかし、電池を含めて700gを超える重さは「気軽に持ち歩く」という訳にはいかず、ものぐさな私はついついカメラケースに仕舞いがちだった。
昨年末に発売されたミラーレスカメラ「EOS M2」は重量が300g弱。ウエストバッグに放り込んでもならない重量というのは、実際に使ってみると本当に便利だなと思う。春の気配に誘われてカメラを持って桜を愛でに出かけてみた。
■真っ盛りを過ぎた桜
桜は満開のタイミングが微妙に分かりにくい
これで空が青空なら言うことなしだが
「EF-M22mm F2」のレンズはタマボケも綺麗
単焦点レンズの良さは軽さと明るさ
■ミラーレスカメラの利点はやはり取り回しの良さ
一眼デジカメの60Dは微妙な設定調整が出来たが、M2はその点ではざっくりとした設定調整になってしまう。それぞれに善し悪しがあると思うが、私のように時々カメラを持ち歩いてきままに撮るという撮影方法であればそれもまた良しだと感じた。
ミラーレスカメラの良さは何といっても「取り回しの良さ」であり、「レンズを交換出来る」という点。私のように腕の悪さをレンズでカバーしようとして何本も交換レンズを持っていると、レンズを交換出来るミラーレスは非常に助かる。
今後はマクロレンズや広角レンズなどを持ち歩いて、それぞれに撮れ具合を試してみようと思う。
ただし、交換レンズを持ち歩くとミラーレスの「取り回しの良さ」が損なわれてしまうので、そこだけがちょっと気になる点だ。