15年間住み慣れた街を離れて、昨年末に郊外に引っ越ししました。引っ越しの際に驚いたのはたくさんの書類。割とシンプルに生活していたつもりでしたが、特に各種書類は山ほど残っていて驚きました。
■思い切って「スキャンして保存して廃棄」を実行
引越しの際に本棚や机の引き出しを整理しましたが、ずいぶん昔の領収書や請求書の控など、個人とはいえかなりの量の書類が出てきました。
「今度整理しよう」という軽い気持ちで溜めた書類が、塵も積もると山となるという諺どおり、気がつけばクリアファイルにどっさり。また、案外多くて始末に困ったのが年賀ハガキ。数年分の年賀ハガキはかなりの量になっていました。
そこで一気に廃棄するために、ScanSnapを使って書類や年賀状を読み込み、そのままクラウドデータベースサービスのEvernoteに取り込んでみました。
私が使っているのがコンパクトスキャナー「ScanSnap1100WhiteModel」。重さが約350gと軽量で形状的にもかさばらないため、カバンに入れて会社に持って行くにも苦にならないほどです。
大量に読み込むような作業であれば据え置き型のスキャナーが便利ですが、個人の書類を整理する程度であればコンパクトスキャナーでも十分だと思います。古い健康診断結果なども読み込み、年賀状も裏表をスキャンして整理すると後はシュレッダーで処分するだけ。
引っ越し前の一ヶ月で少しずつスキャンし、長年しまい込んでいた書類や年賀はがきをデータとして綺麗に取り込むことができました。実はスキャンするよりもシュレッダー処分を行う方が時間がかかり、高性能のシュレッダーが欲しくなったぐらいでした。
■意外と早い読み込み速度
A4版の紙を1枚読み込むのにカタログのスペックでは7.5秒と記載されていますが、実際にはどんな感じか動画を撮影してみました(買ったばかりの頃の動画ですが)。
読み込んでいるのはA4版に満たない新聞の切り抜きですが、それでも読み込む早さは分かっていただけるのではないかと思います。
専用のケースに入れるとケースに入れたまま使うことが出来て、使わない時には接続ケーブルとともに収納しておくこともできます。頻繁に持ち運びするのであればこのケースも必需品ではないでしょうか。
シンプルで収納場所を問わないコンパクトスキャナーは、使い勝手の良い商品だと思います。