札幌出張のときに見かけた大通公園のゆきだるま。愛嬌のある顔でなかなかの秀作だなと思って見ていました。
南国鹿児島で生まれ育った私は、子どもの頃に綺麗な雪だるまを作ったという記憶がありません。数年に一度少しだけ積もった雪は、雪だるまを作ると泥だらけになってしまい、雪だるまならぬ泥だるまになったことを思い出します。だからこそ、北国で綺麗な雪だるまを見ると今でも珍しくて、だからこそジーっと見入ってしまうのかもしれませんね。
冬になってクリスマスが近づいてくると雪だるまの絵柄を見ることが多くなりますが、雪だるまが主人公となっているイベントも行われるようです。
■白峰雪だるままつり
石川県白山市で行われるのが「白峰雪だるままつり2014」というイベント。会場となる白峰地区が雪だるまで埋め尽くされるこのイベントは、ろうそくの灯りもともされるようですのでとても幻想的なんだろうなと思います。
白峰地区は霊峰白山の麓に位置していて、鎌倉時代にはすでに集落が形成されていたといわれています。また、日本屈指の豪雪地であり、3階建ての大壁作りの家屋が約250戸密集するなど、独特の文化を生み出した土地としても有名です。 そんな歴史のある地区で行われる雪だるままつり。きっと美しい光景が広がるんだろうなと思います。
■神田小川町雪だるまフェア
(注:画像は今年2013年1月のフェアのお知らせ)
東京の古本街で有名な神田小川町では、毎年1月に「神田小川町雪だるまフェア」が開催されます。リンク先は既に終了している今年のイベント告知サイトですが、来年2014年も同時期に行われるようです。
年明けの1月20日前後に行われるようですので、次回は私も行ってみようかなと思っています。
(札幌テレビ塔を見つめる後ろ姿が良い)
雪だるまを見ているだけで、大人も子どもも自然と笑みがこぼれてきます。それだけ、雪だるまには言い表せない魅力があるのかもしれませんね。雪が降りすぎると交通が麻痺したり雪降ろしが大変だったりと困ったことになりますが、南国生まれ育ちの私にとっては年をとってもいまだに雪は珍しい存在です。