桜の開花宣言があちらこちらから聞こえてきて、季節は一気に春へ移ってきた。まだ少し寒い日があるようだが、それでも圧倒的に暖かい日が増えてくるだろう。天気が良くて暖かい日には、色鉛筆を持って出かけるのも良いだろう。
ロールケース入りの色鉛筆
http://www.tombow.com/products/nq_rollcase/
文房具の老舗メーカーであるトンボ鉛筆では、新たに布製ロールケース入りの「
ロールケース入色鉛筆 24色 NQ CR-NQ24C」を発売した。種類は24色セットと36色セット2種類で、どちらも持ち歩きしやすい布製ロールケースがセットになっている。
http://www.tombow.com/products/nq_rollcase/
今まで色鉛筆というと、スチール製の丈夫な入れ物に入っているというイメージだった。学校の机にしまっておいたりランドセルに入れたりするにはその方が良いが、気軽に持ち歩くのならロールケースの方が良いだろう。
布ケースをくるっと巻くことでほぼペンポーチの形になり、缶入りよりも軽くて持ち運びに適している。色鉛筆という学童向け商品を、大人向けにターゲットを広げたところが新しい。
http://www.tombow.com/products/nq_rollcase/
布製のロールケースにも工夫が施されている。予備のポケットや消しゴムなどを挟めるゴムバンド、色鉛筆の先端を保護する折り返しカバーなど、持ち歩くことを前提の工夫だ。
スケッチブックと一緒に持ち歩けば、気が向いた場所ですぐに絵を描くことが可能になる。これから暖かくなる季節なので、お花見などの時に持ち歩いても良いかもしれない。手軽に彩色することができる楽しい道具だ。
絵は上手に描こうと思わな方が良いらしい
私は子どもの頃から絵心がなくて、図画工作の時間では特に写生など絵を描くのが辛かった。どうしても上手に描こうと思ってしまい、描いては消し、消しては描くの繰り返しでとても嫌だった覚えがある。
大人になってからもそれは同様だったが、子どもが生まれて一緒にお絵かきをするようになってから少し気持ちが変わった。お出かけした時などに息子が飽きないように思いつくままに絵を描いていたのだが、どんな絵を描いても喜んでくれる息子を見て描くことの楽しさを初めて知ったという感じだ。
それ以来、妻がお弁当を作ってくれた時には箸袋に簡単なイラストを描き、ちょっとしたメモにもマークのようなものを描くようになった。習うより慣れろでこういった簡単なイラストならスラスラと描けるようになったが、かといって上手なわけではない。
上手に描こうと思わなければスラスラと気負いなく描くことができて、それが結果として慣れに通じるので良いのかもしれないと思う今日この頃だ。