おやこでポレポレ《文房具好きブログ》

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを更新中です!

読書-おすすめ

年末に心暖まる一冊を、「ぶたぶたラジオ」(矢崎存美)

テレビを観るより本を読む方が好きだ。父が本好きだった影響で、子どもの頃から読書が好きだったのだが、小学生の頃はガキ大将だったわりには、一人で学校の図書館に入り浸るような時もあった。 特に好きだったのは冒険物やSF物で、読みながら場面を空想して…

「AX アックス」(伊坂 幸太郎)、主人公は文房具メーカーの営業担当&殺し屋&恐妻家

秋の夜長は季節的に過ぎてしまったが、秋から冬にかけては読書に適した季節だ。寒さにまだ体が慣れておらず、部屋でぬくぬくしながら過ごす休日にはじっくりと読むことのできる本が一冊あると良い。そんな「じっくりと一気に読める一冊」をご紹介したい。 主…

「イシマル書房編集部」(平岡陽明) 登場人物それぞれに共感できる一冊

「なりたい職業」があったのは何歳までだろう。人それぞれに目標にしていた職業はあると思うが、その職業に就けた人はそれほど多くはないだろう。だからといってそれが幸せかどうかということとは別問題で、想いとは全く違う職業に就いて成功している人も多…

【新刊紹介】"生きることの素晴らしさを教えてくれる一冊"の続編「泣いて笑ってまた泣いた2」(倉科透恵)

秋の夜長は読書に最適だ。夏の暑さは集中力を奪い、冬の寒さは思考力を停止させ、春の暖かさは眠気を誘う。だから秋は読書に向いているのだろう。とはいえ、本好きにとっては本をたくさん読むのに季節は関係なく、それぞれの季節で読みやすい環境を作るため…

明治の頃の妖(あやかし)達「明治・金色キタン」(畠中恵)

今週のお題「読書の秋」 秋の夜長は読書が進む。今週から東京もかなり涼しくなってきたが、虫の音をかすかに聴きながら本を読むのは貴重な時間だ。以前から読みたいと思っていた単行本も秋の夜長用に買い、じっくりと読み進めることができた。 レトロな時代…

「アイネクライネナハトムジーク」(伊坂幸太郎)/時空を行き交う人と人との繋がりが美しい

人のご縁というのはとても大切で、そしてとても不思議なものだなと思う。 半世紀以上生きているとそれなりに人とのご縁ができるのだが、自分と相手とのご縁がその先で相手同士でも繋がっていることがある。また、10年以上前にいただいたご縁が、思いがけず再…

「明治・妖モダン」(畠中恵)

先週から東京ではググッと気温が下がり、晩夏にもかかわらず過ごしやすくなった。8月は雨の日が続き、まったく夏らしい気候ではなかったが、それでも気温が30度を超えると蒸し暑くて閉口して、梅雨が二度来たように感じたものだ。 気温が下がって過ごしやす…

「海の家のぶたぶた」(矢崎存美)、夏の終わりに夏を感じる一冊を

文房具好きで文房具のことを中心に記事を書いているが、読書も好きなので「読んで良かった」と感じた本も時々ご紹介させていただいている。その中でもお気に入りのシリーズ物がいくつかあって、読む前から「これを読めば気持ちが和らぐ」と分かっている鉄板…

「十歳までに読んだ本」(ポプラ社)を読んで読書の良さをしみじみと感じる

本を読むのが大好きだ。子どもの頃から読書が好きで、現在でも年間150冊程度は読んでいる。テレビ番組を漫然と観るなら、代わりに本を読んでいた方が良いという感じだ。 そんな読書好きの私が最近読んで引き込まれたのが、作家やイラストレーター、映画監督…

文章に行き詰まったら読み返す一冊「ホンカク読本 ライター直伝!超実践的文章講座」(森末祐二)

ブログを書いていると、伝えたい情報があるから書くこともあれば、書きたいから情報を探すこともある。文章を書く、綴るという作業はもともと好きなので、毎日ブログ記事を綴る作業は苦ではない。しかし、「毎日書く」ということにこだわりすぎると文章が雑…

身近な家電を科学する「すごい家電 いちばん身近な最先端技術(西田 宗千佳)」

「科学」という言葉を聞くと、昭和生まれ育ちの私は「鉄腕アトム」を思い浮かべる。空を飛び地を駆ける鉄腕アトムは未来を想像させる素晴らしいアニメだったが、身近な家電でその素晴らしい最先端技術を感じることのできる一冊がある。 身近な家電を真面目に…

弱いロボットにこそ力があることを障害者メディア「コトノネvol.22」で知った

ロボットは万能だ。そんなイメージがどこかにあるだろう。しかし、世の中に万能な人間が居ないのと同じように、ロボットであっても万能ではない。逆に不完全なロボットだからこそ役立つということもあるようだ。 弱いロボットだからこそ力がある 豊橋技術科…

読んで元気が出るコミックエッセイ「仕事場のちょっと奥までよろしいですか?」(佐藤ジュンコ)

子どもの頃から読書が好きだ。50才を過ぎた今でも読書好きで、毎日何かしら手元に本がないと落ち着かない。 本好きになったきっかけは、小学校に上がる前から読んでいた漫画だ。当時全盛期だった貸本屋から借りてきた漫画を、縁側でひたすら読んでいたことを…

【おすすめ本】GWでの一気読みもオススメ、「ナンバー」「トラップ」「リバース」相場英雄さんの3部作

年に何回かまとまって休めるタイミングがある。会社員だからこその休みだが、ゴールデンウィークとお盆時期と年末年始の休みがその代表的なものだろう。その中でも、自分のために時間を使いやすいのはゴールデンウィークだろう。私も毎年長編を読み込むのを…

「独立記念日」(原田マハ)つながることで深みが出ている短編集、新装丁も素敵だ

短編集というのは区切りが良くて読みやすい反面、物語が分断されるので続けて読むのが難しくなる場合もある。しかし、今回読んだ短編集は少し趣が異なっていた。短編同士は内容的に連続していないのだが、微かな部分で繋がりのある構成となっていて面白い。 …

”文章をもう少し上手に書きたいな”と思ったときに読みたい一冊

ブログを書いてると、書くこと自体に行き詰まることがある。書くことが無いというのではなく、書きたいことがうまく書けないという感じだろうか。これは、ブログに限らず手紙やレポートを書くときにも同様なのだが、そんなときに読んで参考になる書籍を再度…

「居酒屋ぶたぶた」(矢崎存美)、今回も心温まるホッとする一冊だった

本好きで年間にたくさんの本を読む。そのなかでも、新刊が出ると必ず読む「定番シリーズ」がいくつかある。初めて読む作家さんの物語もワクワクして良いが、定番シリーズには登場人物やストーリー展開に安心感がある。「このシリーズを読めばこんな気持ちに…

「佐藤ジュンコのひとり飯な日々」(佐藤ジュンコ)を読んで仙台の街を再訪したくなった

旅と味覚は記憶のなかでシンクロすることが多い。 旅先で食べたご当地料理はなおさらで、訪れたことのある土地の写真を見て食べた料理を思い出すことも多い。その逆もしかりだ。だからこそ、旅先ではその土地ならではの料理を必ず食べることにしている。そん…

「月刊 佐藤純子」(佐藤ジュンコ)、旅先の書店で出会った”読んで幸せ気分になる”コミックエッセイ

旅行に行くときには必ず文庫本を一冊持って行くようにしている。また、それ以外に必ず現地の書店で一冊買うようにしているが、旅先の書店で買う本はその書店一押しのものを選ぶようにしている。ある意味では旅行先のお土産だ。先日旅行で九州に行ったときに…

現代社会の闇を掘り下げる社会派ミステリー、「漂う子」(丸山正樹)

デビュー作を読んで感激し、その後新作が発売されるたびに追いかけるように読むことがある。そういう自分の感性というか感覚にぴったりとした作家さんの物語に出会えると幸運だなと思うし、新作が発売されるのを心待ちにしてしまう。 今回、デビュー作を読ん…

気軽に読めてフワッと温かくなる一冊、「これは経費で落ちません!」(青木祐子)

最近、お仕事小説(というジャンルがあるかどうか不明だが)を立て続けに読んでいるが、割りと多くの本が発売されていて楽しんでいる。軽いタッチのものから重い内容のものまで様々だが、そのなかで登場人物に好感が持てて謎解きの要素も入った一冊があった。 …

何気ない職場での日常が共感できる一冊、「とにかくうちに帰ります」(津村記久子)

働いていると色々なことがある。当たり前のことだが、良いこともあれば悪いこともあり、ウキウキすることもあれば憂鬱になることもある。そんな職場での日常を描いた短編集が、津村記久子さんの書かれた「とにかくうちに帰ります (新潮文庫)」という一冊だ。…

「おまつり万歳!日本全国、四季のまつりとご当地ごはん」は旅に出たくなる一冊だ!

子どもの頃は漫画が大好きで、ひらがなも漢字も最初は漫画で覚えたと言っても過言ではない。今でこそ読む冊数は減ったが、面白いコミックがあると大人買いをして読み込んでしまう。そんなこともあってコミックエッセイも好きなのだが、大好きな作家さんが先…

祝 増刷!生きる元気をもらえる一冊「泣いて笑ってまた泣いた」(倉科透恵)

先日、とある書籍の著者からサイン入りのクリアファイルをいただいた。白地なのでクリアではなくホワイトファイルと言った方が良いのかもしれないが、著者の直筆サイン入りというのはとても貴重でありがたい。 今回のホワイトファイルは増刷記念。これはめで…

文章力アップのために改めて読み返してみた「ホンカク読本 ライター直伝!超実践的文章講座」(森末祐二)

夏休みの作文書きにも有効な「ホンカク読本」。まずは親御さんが読んでみて、お子さんに書き方を教えるというのも良いかもしれませんね。オススメです。

人を育てることの原点を知る「一流を育てる 秋山木工の『職人心得』」(秋山利輝)

新潟で知り合った職人さんが、一冊の本を紹介されていた。私は職人ではないが、読んで非常に感じ入る部分が多い一冊だった。 独自の「人の育て方」が綴られた一冊 神奈川県横浜市に、独自の人材育成を行う木工会社がある。いや、人材育成という言い方は少し…

ファンタジックで感動的な一冊「そこへ届くのは僕たちの声」(小路幸也)

今週のお題「ゴールデンウィーク2016」 今年のゴールデンウィークは遠出をするでもなく、「部屋の片付け」と「ゆっくりと本を読む」というふたつのお題を自分に課した。「部屋の片付け」は不要な書類を山ほどシュレーダーにかけ、棚の整理をするにとどまった…

生きるって素晴らしい。働く喜びを教えてくれる一冊「泣いて笑ってまた泣いた」(倉科透恵)

今週のお題「ゴールデンウィーク2016」 ゴールデンウィークは長いようで短い。旅行をしていても自宅で過ごしていても、あっという間に終わってしまうのは、年末年始の休みやお盆休みと同じだろう。だからこそ”これ”というものを決めて取り組むのが良い。本好…

江戸時代の大名の素顔が古文書から蘇る「殿様の通信簿」(磯田道史)

私が子どもの頃は、通知表はまだ5段階評価だった。成績の良い子が「オール5」をとったりすると、クラス中が驚きの声に包まれたものだ。当時は先生が「○○くんはオール5だ」と発表したりすることもあったが、今では考えられないことだろう。 5段階評価がいつし…

感動の一気読み必須、「無私の日本人」(磯田道史)

私的な感情にとらわれたり、利害の計算をしたりしないことを「無私」と呼ぶようだ。「自分だけは損をしたくない」とか「こうすれば得をするのではないか」という気持ちとは正反対の状態で、禅の世界もこの境地に至るための訓練を行っていると言われている。 …