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ロゴがないから大丈夫!色彩が商標の「MONO消しゴム」から試験用無地消しゴムが登場

試験というのはいくつになっても嫌なものだ。学生の頃はもとより、社会人になってからも資格試験を受験するたびにそう思ってきた。しかし、社会人になっていくつも資格を取るようになると、そのたびにお気に入りの筆記具をお気に入りのペンケースに入れて鞄に入れるようにした。そうするだけで、不思議と気持ちが落ち着くからだ。 

商品名の入らない消しゴム

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http://www.tombow.com/press/170807/

昔から鉛筆の製造・販売を行っているトンボ鉛筆は、商品名が印刷されていない「MONO消しゴム」を8月18日から全国で発売する。消しゴムカバーは従来どおりの「青・白・黒のストライプ」で、商品名だけが消された新商品だ。

これは、センター試験で英文字の書かれた所持品を持ちこみ制限していることに対応したもので、主にセンター試験を受験する受験生のニーズに対応した商品だと言える。

「MONO消しゴム」の3色ストライプは発売以来変わっていないが、発売開始が1969年だというから50年近く変わらないデザインだというのがすごい。その証拠に、今年3月には特許庁から「色彩のみからなる商標」に認定されているほどだ。

これはセブンイレブンの看板と同じ扱いで、「文字などがなくてもモノブランドの消しゴムと認識してもらえる」ということなのでロングセラーならではの認定だろう。商品名の入らない消しゴムは、2個入りで129円(税込み)での発売を予定している。

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http://www.tombow.com/press/170807/

ちなみに、トンボ鉛筆では「文字の入らない鉛筆」も販売しているので、今回の「文字の入らない消しゴム」とセットで持ち歩くのも良いだろうと思う。

マークシートには鉛筆を使おう 

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以前もご紹介したが、マークシート式の試験では「シャープペンシルを使ってはいけない」というのが定番のようだ。大学入試センター試験も同様で、ホームページを見ると使用する筆記具に関するQ&Aが掲載されていた。

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http://www.dnc.ac.jp/center/faq.html

ここには明確に「シャープペンシルを使用してマークした場合には、解答が読み取れないことがあります」と記されている。鉛筆でマークすると大丈夫だが、シャープペンシルでは読み取れない。

理由の一つは「読み取り機は鉛筆の黒鉛に反応して濃く読み取る」ということ。シャープペンシルの芯は細いため、折れにくいように黒鉛以外の物質が入っているようだ。そのため、黒鉛よりも薄く読み取ってしまうらしい。

もう一つの理由は「シャーペンのマークは消えにくい」ということ。芯を強く押し付けてマークするため、消しゴムで消しても溝状になった部分に色が残ってしまい、ダブルマークと判定されることがあるらしい。

最近のマークシート用シャープペンシルは、芯を鉛筆とほぼ同じ素材にしたり、太さも0.9mmや1.3mmと太くするなどの工夫を施している。それでも、試験案内に「シャープペンシルは使用不可」となっていれば、鉛筆を持参するのが精神的にも良いだろう。余分なところで気が散るということが防げる効果も大きい。 

トンボ鉛筆 マークシート用鉛筆セット MONO HB MA-PLMKN

トンボ鉛筆 マークシート用鉛筆セット MONO HB MA-PLMKN

 

プレゼントに「名入れ」文房具類はいかがでしょうか?

先日、知人から「お世話になった方に筆記具をプレゼントしたい」という相談があった。文房具好きとしては相談されること自体が光栄だが、相手に年代や職業などによって大きく異なるのが文房具の好みなのでなかなか難しい。それでもいくつかの候補をあげながらも、最後は「名入れが一番のプレゼントかもしれない」と伝えた。

便箋や一筆箋に名入れする

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岐阜県美濃市で紙製品の製造販売を行なっている古川紙工株式会社では、自社製品の便箋や一筆箋に名前を入れる「便箋・一筆箋名入れ」のサービスを行なっている。申込書を記入してファックスで送信すると、名前を入れた便箋や一筆箋が約2週間で納品されるというサービスだ。

封筒とセットになっており、和紙の箱か桐箱かを選ぶこともできる。また、紙の種類、罫線の種類、印刷の色や文字の書体、文字の位置などもそれぞれ選ぶことができるので、自分だけの一品を作ることができるのがすごいなと思う。

また、書道をたしなむ方や手紙を書くのが好きな方には、贈り物として製作して送るというのも素敵な贈り物になるのではないだろうか。とても贅沢で、とても心のこもった贈り物になるのは間違いない。 

古川紙工は「そえぶみ箋」という商品で有名な会社でもある。2016年文具大賞デザイン部門優秀賞を受賞したこの商品は、様々なオリジナル商品やコラボ商品を生み出していることでも有名だ。

身近な商品から高級な商品まで、幅広い品揃えが魅力的な会社だ。

筆記具の名入れサービスを利用する

oyakode-polepole.hatenablog.com

以前ご紹介したのが、東急ハンズの名入れサービス。私は名入れサービスが必要な時には新宿タカシマヤ隣にある東急ハンズ新宿店を利用しているが、場所的にもJR新宿駅の新南改札・ミライナタワー改札から徒歩2分と便利だ。

東急ハンズ新宿店8F

名入れサービスを行っている文具店はいくつもあるが、即日名入れをして渡してくれる店舗はほとんど見当たらない。私が調べた限りでは、都内では東急ハンズぐらいだと思う。

名入れ作業の様子
http://www.tokyu-hands.co.jp/campaign/2016/02/naire-free.html

もともと筆記具への名入れには専用の機械が必要なので、通常は名入れ工房に依頼して2週間ほどかかる。ネットでも一週間ほどで名入れをしてくれるお店があるが、それでも早い方だろう。そう考えると、東急ハンズの即日名入れサービスは特殊だとも言える。

なお、東急ハンズでも店舗によっては即日渡しが不可の店舗もあるし、時期によっては名入れサービス自体を行なっていない場合もあるようだ。店舗を訪れる前に必ずホームページで確認するか、直接電話で問い合わせを行なって欲しい。

素敵な原稿用紙が名入れサービスを開始

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2016年日本文具大賞デザイン部門でグランプリを受賞したのが、あたぼうステーショナリーの「飾り原稿用紙 碧翡翠」という原稿用紙。いろいろな紙製品が毎年グランプリを受賞しているが、原稿用紙というレガシーな商品が受賞したというのは意外だった。

私も普段使いとしてメモや原稿の下書きなどに使っているが、万年筆との相性も抜群でとても書きやすくて素晴らしい。デザインだけではなく書き心地も抜群だという部分が、グランプリを受賞した一つの理由だろう。

その書きやすくて素敵な飾り原稿に、新たに名入れサービスが始まった。普段使いの原稿用紙に自分の名前が入っているというのは、なんだか作家になったような気分になるかもしれない。また、個人名ではなくグループ名なども入れられるので、チームやプロジェクトで同じ原稿用紙を使うというのも良いかもしれない。

名入れは一番のプレゼント

冒頭でも書かせていただいたが、文房具だけではなくタオルやブックカバーなどでも「名入れ」をしてもらうというのは一番の贈り物だと思う。自分の名前が入った道具というのは、無条件で嬉しいと思うがいかがだろうか。